オーディオみじんこ
わが愛しのオーディオコンポーネント
AM/FMチューナー:ソニー ST-S333ESA
発売:19??年 定価:\5.5万 購入年:2002年 購入額:\2万 購入先:オーディオユニオン千葉店

精悍なフロントパネルのST-S333ESA。現行のST-SA50ESより高級感がある。

ST-S333ESAの背面パネル。FMアンテナ入力端子は2系統あり、切り替えが可能。

 正直、みじんこはFMラジオを聴く習慣がないので、高性能チューナーは必要なかった。みじんこは学制の頃からAMラジオのNHK第一放送の「昼の憩い」や「ラジオ深夜便」を聞くのが習慣であり、NHK第一放送のまろやかな音調を耳にすると癒される。一時期はNHKの専門雑誌「ステラ」を定期購読するほど愛聴していた。大阪や千葉県船橋に住んでいた頃は、小さなラジオで「ラジオ深夜便」を嗜んでいた。しかし、三鷹に越してきてからはラジオ電波が入らなくなってしまった。これは悲しい。ということで、みじんこのシステムに見合う粋なチューナーを探すことになった。どうせなら、高性能チューナーを入手したいという欲望にかられ、入手したのがSONY ST-S333ESAだった。

 高性能チューナーと言えば、パイオニアF-777やソニーST-SA5ESが有名。しかし、両機ともヤフオクでは5万円の値をつけることもあり、高嶺の花だ。アキュフェーズのチューナーも有名だが、デザインがみじんこのシステムにそぐわないし高いのでパス。そこでデザイン良し性能もそこそこのST-S333ESA或いはST-S333ESJを探すことにした。そして願いは叶うのである。自慢なのだが、みじんこが欲しいと思ったオーディオ機器は向うからみじんこの前にタイミングよく現れるのである。探しはじめて1ヶ月ほどした時、オーディオユニオン千葉店でST-S333ESAを発見!

 ST-S333ESAの操作感は良好。大形ノブを回すとチューニングが容易にできる。ただ、音質については、据え付け型FMアンテナを所有していないし、他のチューナーと比較したこともないのでいいのかどうかわからない。ま、みじんこにとってチューナーの感度やDレンジには興味ないのである。NHK第一放送が聴ければいいのである。AMアンテナは付属のループアンテナ。そもそもAM専用の単体アンテナは製品が極めて少ない。チューニングを第一放送に合わせて「昼の憩い」を聴いてみた。うーん、NHK第一放送独特の古めかしいフレーズが自作スピーカーPA-2から聴こえてきたぞ。第一放送はいつ聴いても良いなぁ、と実感。

 ここまでうんちくを垂れながら、現在ST-S333ESAは予備役に。買ったはいいものの、リスニングルームではCDを聴くかテレビを見るだけで、ラジオを聴く機会がなかったのだ。さらに今春購入したヤマハのレコードプレーヤーGT-2000Lを置くには、ST-S333ESAを退かすしかなかったのである。ST-S333ESAよ、いつか復活する日までゆっくり休んでいてもらおう。

オーディオみじんこへ戻る
わが愛しのオーディオコンポーネントへ戻る