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ハイエンドショウトウキョウ2005レポート
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Hi-End Show Tokyo 2005
ハイエンドショウトウキョウ2005レポート
roomA
2006.6.18公開

開催場所:有楽町交通会館12階 開催日:2005.10.7-2005.10.9

昨年秋に開催されたハイエンドショウ2005のレポートです。 このページではroomAの展示内容を掲載します。出展社一覧はハイエンドショウトウキョウ2005出展社ページをご覧下さい。

ルームAの展示はご覧の6社。右は村田製作所のブース。村田製作所は電子/電気部品の大メーカー。今から5〜6年ほど前だったか、突如としてオーディオ分野に進出。球形圧電セラミック振動板wを搭載したスーパーツイーターES103でデビュー。上限100kHzもの再生能力を有する。以降、スーパーツイーターのラインナップを拡充。2004年には初のスピーカーシステムES301を発売。
左はスーパーツイーターES105。ペア定価168,000円。同社のスーパーTWでは最も安価な製品。再生周波数帯域 は15kHz〜100kHz。100kHzもの超高域再生はセラミック振動板の成せる技。ただ、ここまでの再生帯域が音楽再生に必要なのかどうか、私には分らない。なお、同社のツイーターは全てハイパスフィルターを内蔵しているので、お使いのスピーカーシステムにそのまま追加接続することができる。

右はスピーカーシステムES301。φ80mm半球状圧電セラミック振動板スコーカーに、φ100mm平板ハニカムダイナミック型ウーハーが3個組み合わされている。4ユニットの2way構成だ。自然音こそ究極の音として「音は作るのはなく、音に戻す」をモットーに開発されたらしい。ここでは書ききれない数々の新技術が導入されいてる。詳しくムラタのES301説明サイトをご覧になって欲しい。外見は和風を意識したデザイン。漆塗り仕上げが相まって、工芸品のようなたたずまい。和室に合うスピーカーってちょっと珍しいかも。音圧レベルは78dB。かなり低めだ。ドライブ力に優れたアンプが必要だろう。非常に繊細で、リラックス出来る再生音を有していた。

オーディオコアのブース。同社は長野県有数のオーディオショップ。ALTESブランドとして多数のオーディオ機器を製造するオーディオメーカーでもある。ジャズ評論家の寺島靖国さんが「信州のアンプ」と称しているのは、アルテスのアンプのことである。

ブースには丁度、オーディオライターの田中伊佐資さんが訪れていた。1ブース毎に事細かに取材されていた。さて、右写真はSOFTONE(ソフトン)のCDプレーヤーMODEL3アルテスチューン。MODEL3をベースに、アルテス独自のチューンナップを施しているらしい。機器の下部にはアルテスの棒状インシュレーターVK-2000が挿し込まれている。

コニシス研究所のブース。SENF-3という一風変わった形状のスピーカーが陳列されていた。シュトラウスエレクトロアコースティックという聞き慣れないメーカーの製品だ。マスタリングやハイエンドオーディオ向けのニアフィールドモニタースピーカーらしい。ユニットはスキャンピーク製。
ディナウディオの大型フロア型スピーカーCONSEQUENS。コニシス扱い品の試聴スピーカーとして据え置かれているようであった。それにしても、豪華なたたずまいのスピーカーだなぁ。5wayかよ!
コニシス研究所はどちらかというと業務用音響機器の扱いがメインのようだ。海外製品の輸入、及びコニシスブランドの製造販売もおこなっている。コンシューマー向け製品も、どちらかというとプロ向けの面構えのものが多い。コニシスは渋谷に居を構え、代表者は小西さんという。会社名の由来はたぶん代表者名から来ているのだろう。左はコニシスのプリアンプCL-1。雑誌で見かけた事があるが、実機は初めて見た。斬新なレッド。電源部は別筐体。右はコニシスのステレオパワーアンプ。定価56,490円。デジタルアンプなのかどうかはわからん。
Tyr0206EXの背面。電源ケーブルは2P脱着式。非常に小柄なアンプだ。ボリュームが搭載されているので、プリメインとして使える。ただし、入力はRCA1系統のみ。
コンバックコーポレーションのブース。同社の高級オーディオ機器ブランドReimyo(レイミョー)の試聴をおこなっていた。機器は全てコンバックのオーディオラックROYAL STAGE RS-15ANVにセットされている。

注目株はトップローデッィングCDプレーヤーCDP-777。アメリカを中心にヒットセールスを続けているらしい。マニアならご存知の事と思うが、同機はビクターのメカとK2プロセッシングDACを採用している。そう、CDP-777はビクターのXP-Z999EXの後継機とも言える存在である。ビクターは事実上ピュアオーディオ業界から撤退してしまっているが、その血筋は別ブランドに引き継がれている。

エイアンドエムのブース。同社は大阪高槻市のアンプメーカーAIR TIGHT(エアータイト)の販売部門。エアータイト製品以外に、ドイツのアナログプレーヤーメーカーJRTRANSROTORのターンテーブルも扱っている。上はTRANSROTORのターンテーブル。FatBobTMDという巨大プレーヤーがひときわ目を惹く。
同じくTRANSROTORのターンテーブル。右もTRANSROTORの製品と思われるが、詳細不明。
こちらもTRANSROTORのターンテーブル。なんとも芸術的なプレーヤーだが、オーディオ店の店頭で見かけることはほとんどない。

ルームAの紹介はこれで終了。ヘビームーンブースは写真がうまく撮れなかったので割愛。

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