オーディオみじんこ/ヤフーオークション出品中B-2103MOSVintageアクアオーディオラボオーバーホール機

オーディオみじんこ
AUDIO MIJINKO
2005.7.27
ヤフーオークション出品中B-2103MOSVintage
アクアオーディオラボオーバーホール機の追加写真掲載ページ

ここでは、ヤフーオークションに出品中のサンスイB-2103MOSVintageの詳細な写真を掲載してます。この機体は先日出品したB-2103とは別の個体です。私はB-2103を2台でバイアンプ駆動していたため、2台所有しております。今回出品する個体は2003年初頭にオーディオユニオン吉祥寺店にて中古入手したものです。

今春、右チャンネルから音が出ない症状が発生したため、アクアオーディオラボにて故障箇所の修理、及びオーバーホールを行ってもらいました。つい先週末、修理が完了して戻ってきました。当方でも音出しの確認をおこない、完動品と確認しました。故障の原因はハンダのクラックだったようです。交換パーツの詳細は明細に書かれていなかったため不明なのですが、劣化パーツなどの交換及び、パワーユニットなどの分解清掃、その他オーバーホールをおこなっていただいております。アクアのファインチューンではありません、念のため。

修理から戻ってきたB-2103の状態ですが、オーバーホール前に比べ、心持ち透明感と細かい音の表現力が増したような感じがします。なお、オーバーホールの費用は3万円でした。アクアオーディオラボはサンスイマニア御用達のサンスイアンプ修理専門会社で、元サンスイのアンプ設計者大島氏が運営されています。サンスイアンプを熟知している方が直々に修理されましたのでご安心ください。万が一、修理箇所と同じ故障が生じた場合、7月21日の修理完了日から3か月間はアクアの修理保証が効きます。

出品の個体はご覧の通り奇麗な状態を保っております。ただ、製造から10年以上経過しているアンプのため、打ち傷、背面パネルとボリュームノブの汚れ、端子類の使用感がございます。私が視認した限りで見つけた傷については写真付きで後述しておりますが、私が発見しきれなかった傷が見受けられる可能性もかもしれません。年相応ということでご了承ください。
背面の状態です。前回出品したB-2103同様、この個体も電源ケーブル脱着式に改造してあります。改造は私がおこないました。サービスコンセントを取り外し、そこへACインレットを取り付けております。インレットの左側には、直出しケーブルの引き出し口をそのまま残してあります。
背面パネルの拡大写真です。フロント/サイド/天板は奇麗なのですが、背面パネル及び角などにはご覧の通り微細な擦り傷やシミが散在しています。これは私が入手時点からこういう感じだったのですが、もともとこういうものなのか、経年的な傷汚れなのかは分りません。使用に際してはなんら差し支えないですし、背面パネルなので、特に問題にはならないかと思います。
出品個体の上方と斜めからの写真。機能美にあふれたサンスイらしいデザインです。好き嫌いはあるでしょうが、私はこういうシンプルなデザインに惚れ、この機種を入手した経緯があります。ずーっと使い続けるつもりでしたが、この度、オーディオシステムを一から組み直す事にしたので、惜しむべく別れを告げることになりました。
ぱっと見で確認できるフロントパネルの傷としては、ボリュームの下あたりに1カ所ございます。パワースイッチにも少々使用感があるのですが、写真では分らない程度です。セレクター/ボリュームに少々使用感があるのですが、写真では分らない程度です。
パワースイッチにも少々使用感があるのですが、写真では分らない程度です。
RCA入力端子にはWBTの高級端子が使われています。XLR端子はやはり高信頼性のノイトリックが採用されています。写真では分りづらいのですが、RCA端子の金メッキが少々薄くなっています。これは私が金属磨き布で時々磨いていたためで、少々磨きすぎてしまいました。使用に際しては問題ないと思います。右上写真は電源インレットの改造状態です。IECインレットがついているところには元々ACアウトレットがついておりました。ACアウトレットをそっくり取り外し、穴を微細に修理すればご覧の通りACインレットを取り付けられました。取り付けネジは制振合金M2052を使用しています。この改造により、お好きな電源ケーブルに交換出来ます。また、電源ケーブルの交換にも素直に反応しますので、ケーブル好きの方にはまたとないサンスイアンプと言えるでしょう。電源ケーブルの交換で音色の変化を好みに近づけると言う楽しみをこの個体では味わえます。なお、サンスイアンプで電源ケーブルが脱着式だった機種はAU-α607NRA2のみだったはずです。
こちらは本出品個体に同封させていただきます私の自作電源ケーブルです。長さは1.5m。ケーブルにはVCT3.5、ACプラグには松下WF5018、IECコネクターにはシェルター4781を使用しています。VCT3.5は低域の量感ではVCT5.5に一歩譲りますが、引き締まった弾力性のある低域なので、こちらの方が好みの人も多いでしょう。中域の押し出しに優れ、高域も明快で、はつらつとした音色を奏でてくれます。
このケーブルのアップです。私の自作電源ケーブルにはご覧のようなエンブレムを装着しています。VCTケーブルの特徴については切り売り電源ケーブルの一斉比較試聴をご覧ください。
ケーブルには日本ジッパーチュービングの高性能シールドチューブを被覆しています。これによりシールド効果とケーブルの引き締め効果を狙っています。プラグ/コネクターにはスミチューブB2(3×)による被服処理を施していますので、長期にわたる耐久性にも優れています。

以上、現在ヤフオーオークションに出品しているB-2103の詳細でした。ご覧いただきありがとうございます。