オーディオみじんこ
わが愛しのオーディオコンポーネント
カートリッジ,シェル,針圧計
 ここではみじんこ愛用のレコードプレーヤーのカートリッジ、シェルなどをご紹介。
カートリッジキーパー オーディオテクニカ SC
販売額:\300 販売先:オーディオユニオン各店 

見ての通りカートリッジを収納するケース。\300と格安。半透明の球体カバーがイカしている。ご覧の通り、ケース同士を連結できる。 高価なカートリッジキーパーもあるが、このケースは見た目も良くハイCP。なお、最近はこのカートリッジケースをヤフオクで高額出品している族がいる。

カートリッジキーパー
カートリッジキーパー
MCカートリッジ オーディオテクニカ AT-33ML/occ
発売年:1989年 定価:\38,000 購入年:2001年 購入額:\9,800 購入先:オーディオユニオン吉祥寺店 

AT-33シリーズはオーディオテクニカのフラッグシップであり、脈々と続くロングセラーシリーズである。ハウジング(カートリッジの外装のこと)形状はAT-33シリーズ共通。この中でもAT-33ML/occは1989年の発売以降、音質の良さから人気を博した。見た目も金色でかっこいい。最近まで現行製品だった。秋葉原では今でも3万円程度で販売しているところもある。外見は1985年発売のAT-33MLと同じだが、名称が示す通りAT-33ML/occは6NPCOCCコイルに変更。針圧1.5g。再生周波数15〜50,000Hz。出力0.4mV。みじんこはこの名カートリッジを中古入手。以来、リファレンスとして愛用している。AT-33ML/occはオーディオテクニカのシェルAT-LH15/OCCに装着。長岡鉄男先生の批評通り、音質は明るくシャープで生きがいい。繊細な雰囲気も合わせ持つ。みじんこの得意分野であるエレクトロニカ系電子音楽をリズミカルに鳴らす。デンオンDL-103の真面目な音調と明らかに違う。

MCカートリッジ オーディオテクニカ AT-33ML/occ
MCカートリッジ オーディオテクニカ AT-33ML/occ
MCカートリッジ デンオンDENON DL-103LC
(下の写真をクリックするとDL-103LCの後継機種DL-103Rの楽天通販をご覧いただけます。)

DENON DL-103Rお値段・スピード・信頼性においては自信を持っています。ぜひ一度お試し下さい。...

発売年:1985年 定価:\20,000 購入年:2001年 購入額:\6,800 購入先:オーディオユニオン吉祥寺店 

DL-103シリーズもAT-33シリーズと並ぶ国産カートリッジの代表格である。オリジナルのDL-103(1970年〜現行)から現行のDL-103Rまで脈々と続いている。初代DL-103はラジオ局ご用達として今だ現役。DL-103LCは今から20年近く前に販売された改良モデルで、日本コロムビア創立75周年の記念モデル。名称にもあるようにLC-OFCのコイルを採用。カンチレバーにも改良が加えられている。外見はDL-103と全く同じ。針圧は2.5g。再生周波数帯域20〜45,000Hz。出力0.25mV。みじんこはDL-103を格安入手したが、通常の中古相場は\1万以上と高値推移。DL-103LCはテクニカのシェルMG10に装着。固定には制振合金M2052M2.6ネジを使用。音質はDL-103と同様の音質傾向。ブラインドでは聴き分けられないかもしれない。特に強調感はなく、フラット基調。大人しく堅実な再生音だ。発売から年月が経っているので、それなりの劣化はあるかもしれない。

MCカートリッジ デンオンDENON DL-103LC
MCカートリッジ デンオンDENON DL-103LC
MMカートリッジ シュアー SHURE M97xE
SHURE(シュアー)M97XE【MM型フォノカートリッジ】

発売年:2000年 定価:\22,000 実売:\11,000 購入年:2001年 購入額:\9,000 購入先:テレオン本店 

MMの老舗シュアーの売れ筋モデル。ハウジングは上級のV15xMRと同型。97xEのダイナミックスタビライザー(先端のハケ)は青色で、V15xMRのそれは赤色。両機は価格差が倍であり、内容的にはかなり違いがあるものと思われる。針圧1.25g。10〜22,000Hz。出力4.0mV。M97xEは新品で購入。みじんこがM97xEを購入した2001年末、シュアーは大幅な価格上昇を実施。実売価格が\2,000近く上昇した。みじんこは旧価格で滑り込み購入。オーディオテクニカのシェルAT-LH15/OCCに装着。音質はゴリッとしたジャズ向きの音質。このカートリッジの特徴は、カートリッジ先端に付いているダイナミックスタビライザー。このダイナミックスタビライザーはレコードディスクのホコリと静電気を除去してくれるので、ディスククリーナーとしての役目も果たす。

MMカートリッジ シュアー SHURE M97xE
MMカートリッジ シュアー SHURE M97xE
MMカートリッジ オルトフォン
ortofon CONCORDE NIGHTCLUB E
定価:\28,000(交換針2本付) 購入年:2002年 購入額:\15,000 購入先:ヤフーオークション

DJご用達のオルトフォンコンコルドシリーズの上級モデルである。コンコルドという名前通り、コンコルド超音速旅客機に似た形状をしている。クラブで使用されるためのカートリッジなので、頑丈にできている。シェル一体型なので、トーンアームに直結して用いる。再生周波数20〜22,000Hz。出力は6.0mVと高い。やはりDJ向きだ。下位のDJS(DJE)は20〜20,000Hzと高域に違いが見られる。ナイトクラブ(DJSも)にはSとEがある。Sはカンチレバー断面が楕円、Eは真円となっている。EはSより\2,000増しの価格設定となっている。みじんこが購入したヤフオク出品業者によるとEの方が高音質らしい。EとSで実際にどれほどの差があるかは知らない。

購入のきっかけは、音元出版「アナログレコード再生の本2」P244〜P248のMMカートリッジ試聴記事。その記事においてコンコルドDJSが高評価を得ていたので、DJSがどれほどのものなのか試してみたくなった。どうせなら、上級モデルのナイトクラブにしておこう、ということで入手。期待を込めて手に入れたナイトクラブだが、みじんこのシステムではなぜかうまく鳴らない。なぜだろう?とてもだるくて眠い音なのだ。ナイトクラブが悪いのか、PRA-2000ZRのMM入力が悪いのか。何回か使った後、原因を調査せぬままほったらかしにしている。ナイトクラブの名誉挽回のためにも、調整をやり直して聴いてみなければな。きっといい音がするはずだから。

MMカートリッジ オルトフォンナイトクラブE
MMカートリッジ オルトフォンナイトクラブE
シェル オーディオテクニカ AT-LH15/OCC (写真左)
定価:\5,500 購入額:\1,980 

シェル オーディオテクニカ AT-LS18 (写真右)
定価:\? 購入額:\0

シェルはカートリッジをトーンアームに装着するためのアダプター。シェルの材質によっても音質は左右されるようだが、下記に示すシェルであれば必要十分だと思う。オーディオテクニカのシェルは信頼性も高く、現行モデルは5種類と豊富。アナログレコード界になくてはならない貴重なメーカーだ。

AT-LS15/OCCは現行の定番シェル。「テクニハード」というオーディオテクニカ独自の高剛製アルミニウム合金を使用。自重15g。寸法が長いので使いやすい。みじんこは2つ所有している。一つは中古で格安入手。もう一つはAT-33ML/occ購入時におまけで付いてきた。ラッキーっす。シェルの音質比較はやったことがないので、AT-LS15/OCCがどれほどのものかは分からない。ただ、雑誌などでの評価も良く、見た目もがっちりしているのでいいものなのだろう。

右写真のAT-LS18はGT-2000Lの購入時におまけで付いてきたのだ。ありがたいおまけに感謝。推定では、現行のAT-LH18の前モデルと思われる。型番の「S」からステンレス製と思われるが、黒く塗装されているので良く分からない。近いうちにDL-103LCに使ってやるつもり。

シェル  オーディオテクニカ AT-LH15/OCC
シェル  オーディオテクニカ AT-LS18
針圧計 シュアー SHURE SFG-2
定価:\3,200 実売:\3,000 購入:オーディオユニオン吉祥寺店

カートリッジの交換の度に不可欠なのが針圧調整だ。トーンアームスタビライザーはけっこういい加減だ。正確にやろうとすれば針圧計を使うこととなる。かといってデジタル針圧計は3万ほどするので手が届かない。通常のデジタル計量器を改造して使っているマニアも見受けるが、改造がめんどうだ。というわけで、一番手軽なのがシュアーの針圧計SFG-2である。アナログ系を扱うオーディオショップであれば、だいたい取り扱っているはずだ。SFG-2には日本語の説明書が付いていないので、最初は使い方に戸惑う。あまり精度や使い勝手がいいとはいえないのだが、他に手頃な針圧計がないのでよしとしよう。

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