正面写真ではわかりずらいが、HV-V7000は非常に凝ったインシュレーター配置をしており、底面四隅のインシュレーターに加え、メカニズムのみをフローティングするインシュレーターを底面中心部に3つ備える。値段だけのことはある、質実外見ともに所有する喜びを味わえるビデオデッキだ。みじんこのオーディオシステム全景にもHV-V7000は違和感なく納まっている。

　デフォルトの映像は少し濃い目の色調と感じたが、色調補正の関係と思われるので、調整次第で好きな色調にすれば良いだろう。テレビチューナーの性能は文句なし。ただ、テレビ放送の画質はチューナーの性能より、テレビアンテナの受信状態の影響の方が大きい。そもそもみじんこはHV-V7000をレンタルビデオの再生にしか使っていないので、録画の性能などは評価しようがない。少々古いビデオテープの再生は苦手のようで、他のビデオデッキでは綺麗に再生出来ても、HV-V7000では映像の乱れが起きたりする。これはHV-V7000全般に言えることなのか、みじんこの所有機体の症状なのかは分からない。たまにしか使わないHV-V7000だが、現在のところ調子よく動作している。とにかく、みじんこはHV-V7000の貫禄ある外見が大好きなので壊れても修理して使い続けたいと思っている。