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わが情熱のスピーカークラフト PA-2専用外付けネットワークボックスその4 完成と試聴 2005.6.22公開 さぁ、すべての作業が終了し、ネットワークボックス外付けPA-2は無事に再出航を迎える事となった。では、改造後の容姿をご紹介しよう。 |
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ネットワーク外付け改造後のみじんこオーディオシステム。スピーカー、ラックとも高さは129cm。システムが鎮座する方向の部屋幅は245cm。そこにラック幅60cm×2列、スピーカー幅40cm×2台が収まっている。 | |||||
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ネットワークボックスの内部。ずいぶんシンプルに見える。ボックス内にジルコンサンドでも流してやれば良さそうだろうが、そうなるとネットワークパーツの変更がしづらいので躊躇している。
ネットワークボックス全面にはフォステクスのツイーターT825が取り付けられている。取り付けネジのワッシャーには制振合金M2052を使用。箱に取り付けたからか、M2052ワッシャーのおかげか、PA-2の天板に載せていた時に比べT825の音質が明らかに向上。音調にメリハリがついた。T825にはフォステクスのCSコンデンサー1.0μFを仲介させ、20kHzの6dB/octのハイパス駆動としている。接続はとりあえず正相だ。 |
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スピーカー背面の配線状況。真ん中の2本はアンプから延びているスピーカーケーブル。低域/高域をあらかじめ配線別にしたバイワイヤ接続だ。ジャンパー線を使えばシングルワイヤーにも変更できる。
両脇の上下に延びたジャンパー線はネットワークから本体への中継配線。この配線にはネットワークにてハイカット/ローカットされた信号が流れる。 |
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PA-2改の全容。PS300=ウーハー、FT600=ミッド、T825=ツイーター、T925=スーパーツイーターの4WAYスピーカーである。長岡先生の設計回路では15kHz以上ががた落ちだったのだが、私はT825/T925のダブルツイーターで高域を補強。T925は0.47μFのジェンセンオイルコンデンサーをかましてある。このT925のあるなしでは音楽のニュアンス的がずいぶんと違う。もちろん、付けた方が良いのである。やはりスーパーツイーターの増強は効果大だ。T925はずいぶんと古い機種なので、見た目が古めかしいけど、PA-2には見た目もしっくり馴染んでいる。
なお、子供のいたずら防止用に、ユニットにはグリルを両面テープで取り付けてある。本当はグリルなんて付けたくないんだけどね。 |
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PA-2とラックの高さはともに129cm。ネットワークボックスの寸法は高さ14cm、幅40cm、奥行き36cm。
右は鉛の蓋の設置状態。鉛板は10kgもあるので、相当な防振効果があるものと思う。蓋にもなって、スタビライザーにもなって一石二鳥だ。 |
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鉛の蓋を外した状態。蓋を外せばすぐにネットワークパーツにアクセスできる。パーツはハンダ付け無しのネジ止め固定なので、すぐに取り外せる。回路の変更も簡単だ。 | |||||
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ネットワークボックスのターミナル群のアップ。8本のターミナルが並ぶ様はなかなかのもの。 | |||||
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PA-2本体のターミナル付近。なぜこんな複雑な配線方法にしたのかと言えば、実は将来チャンネルデバイダーを導入しようかと考えているからだ。チャンデバを通過した信号なら、ネットワークをパスしてPA-2本体のターミナルに直接配線できる。ま、いつのことになるかわからないけど。
右は新たに新調したスピーカーベーススタンド。コンクリートブロックにジルコンサンドを流し込み、複数の防振材を積層した上で、シナ合板で覆ったものだ。このスピーカーベーススタンドについては、近いうちに別項で紹介するつもりだ。 さて、ネットワークボックス外付け化、及びネットワークパーツのグレードアップ、内部配線のグレードアップを経たPA-2はどのような音を奏でるか。どきどきしながらの試聴である。音が出た瞬間、ずいぶんと中抜けな音だなぁと思った。配線を確認してみると、ネットワークボックスから本体への中継配線が外れていた。うぬぬ、複雑な配線なので、ちゃんと接続確認しないとね。配線のゆるみを直してから再度音出し。おおおっ、痛いほどに鮮烈な音がPA-2から湧き出てきた!改造前も十分に強烈な音調だったのが、さらに鮮明度と情報量が増したのだ。ただ、この音出し当初はケーブルやネットワークパーツのエージングが進んでいないためか、エージング不足特有のがさつきがずいぶんと耳についた。とにかくうるさいのだ。ま、鳴らし始めのスピーカーがいきなり思い通りの音で鳴るはずもない。 1ヶ月ほどの鳴らし込みの末、がさつきは解消され、ずいぶんと落ち着いてきた。今回の改造で、接点は従来より増えているのだが、情報量は増加している。特に、極微細な音や空気感など、いままでPA-2がちょっと苦手にしていたところがずいぶんと良くなっている。まずは成功といったところだ。私の推測ではネットワークパーツや配線材の中でも、DIY銅箔コイルが特にエージングに時間がかかるものと思われた。これにて、ネットワーク外付け計画は日の目を見たのである。
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