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スピーカースタンド
ここでは、みじんこが愛用するスピーカースタンドをご紹介。今はタオックの定番スタンドを使用しているが、いずれはPA-2専用の自作スタンドを作りたい。
TAOC MST-30H

定価:\25,000/台 実売:\19,800/台 中古:\14,000/台 購入先:ダイナ秋葉原トレードセンター

 タオックはスピーカースタンドやオーディオラックの老舗メーカー。タオックのスピーカースタンドはグラデーション鋳鉄と制振子を特徴とする。MST-30HはMSTシリーズと呼ばれる中形スピーカー用のもの。天板は30×30センチ、底板は30×35センチ。高さは30センチ。スパイクのねじ込み具合により±1センチほど高さ調整できる。制振子とスタンド柱には鋳鉄粉が封入され、振動吸収を狙う。重量は18kg/台。

自作スピーカーPA-2の完成後、SPスタンドも自作するつもりだった。しかしながら、さしあたりは高さ20〜30センチの既製品スピーカースタンドを探すことにした。ところが意外と30センチ以下の低いSPスタンドは少ない。しかもデザインと性能と価格を満たすスタンドと言えばタオックのMST-30HかDH400くらいだ。ただ、新品ペアの実売価格は4万円ほどと高価。こうなったらMST-30Hを中古で探すしかない。というわけで、コンクリートブロックをスタンド代わりに使用しながら、MST-30Hを探す日々が続いた。そして、ついにダイナ秋葉原トレードセンターで中古を発見!早速、購入した。

というわけで、みじんこのリスニングルームでPA-2を支えるMST-30Hだが、PA-2は大きくて重すぎたらしい。PA-2のような50kgもある重量級のスピーカーを載せると少々ぐらつく。PA-2にはTAOCのDHシリーズのような面接触のスピーカースタンドが向いているようだ。JBLの4312程度(20kg)ならいいだろう。設置が安定しないのは、そもそもリスニングルームの床が柔すぎるのが要員なのだが。ただ、音質としては誌上の評価通りビシッと締まる好感度なものだ。この価格でこの向上ぶりは納得である。見た目もゴツくてかっこいいし。そんじょそこらの柔なSPスタンドではMST-30Hを上回る事はできない。

MST-30Hを斜めから望む。制振子と呼ばれる角柱が上側の鉄板に取り付けられている。 上下の鉄板、それらを結ぶ4角柱、制振子は分解できる。それぞれネジで接合されている。
MST-30H底面のM8ネジ切りスパイク。ネジを回すことにより若干の高さ調整ができる。 MST-30H付属のステンレススパイクベース。単売もあり。(PTS-4定価\3,200/4ヶ1組)
MST-30Hの設置はこのようになっている。角柱と底板の接合ボルトが底板に突出しているため、このスパイクを外しての直置きはできない。 自作スピーカーに見た目はちょうど良い。JBLの4312あたりの中形スピーカーを載せるのに向いてそうだ。PA-2はちょっと荷が重いか。

コンクリートブロック。大きさは様々だが、良く売られているのは190×380×100だ。
コンクリートブロック

購入:近所のホームセンター 価格:\100

コンクリートブロックは古くからSPスタンドに利用されてきた。重量があり入手しやすく価格も圧倒的に安い。大形スピーカーのスタンドとして良く利用される。なお、レンガよりコンクリートブロックの方が振動吸収が良いので、オーディオ向き。みじんこはPA-2のSPスタンドとして2列3段重ねで使用していた。以前、ステレオ誌の製作記事でやっていたが、コンクリートブロックの穴に砂を充填しブチルや布で被ってやると、市販品顔負けの高性能SPスタンドができるらしい。

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