オーディオみじんこ
わが愛しのオーディオアクセサリー
電工用ケーブル使用自作電源ケーブル その1

ここでは電工用切り売り電源ケーブルを用いた自作電源ケーブルをご紹介しよう。電工ケーブルは安いのが魅力。オーディオ用切り売りケーブルの十分の一以下で入手できる。しかも、音質的に使えるものが結構ある。なお、このページはあまりに長くなり過ぎたので、完成品電源ケーブルオーディオ用切り売り自作電源ケーブル別ページに移動させました。

使い回しに難あり?福田先生おすすめの屋内配線ケーブル!
東日京三 EM-EEF2.0
実売:切売り\300/m(10m以上\250/m) 販売:オヤイデ電気 他
東日京三は産業用電線を製造するメーカーで、本来はオーディオと無縁である。東日京三EM-EEF2.0はエコシースと呼ばれる非塩素系絶縁体が特徴のφ2.0mm銅単線である。構造はFケーブルで、2芯平行線である。エコシースは耐燃性と耐紫外線性に優れているようだ。耐圧600Vで耐電流20A。銅の純度は不明だが、4N(タフピッチ)線と思われる。EM-EEF2.0は一般的なVVF2.0単線に比べると被服が硬い。同社のEM-EEF2.0が脚光を浴びたのは、福田雅光先生が季刊オーディオアクセサリー誌のコラムで絶賛したためである。福田先生と言えば、同誌で品川電線VVFケーブルを取り上げた事により、自作ケーブルマニアにVVFブームを巻き起こした。福田先生は単線ケーブルの音質的優位性を世に問うたわけだが、産業用単線ケーブルをオーディオ業界に知らしめたはこれが初めてではなかった。古くは、江川三郎先生や故長岡鉄男先生が産業用単線ケーブルの良さをオーディオ誌に執筆され、ご自身も自作RCAケーブルなどに利用されていた。単線ケーブルの利点とは「濁りがなくストレートな音質」「振動しにくいので、情報劣化が少ない」「導体構造が単純なので、作業性に優れる」「導体端末が太いので研摩が可能であり、端末のリフレッシュが容易」「産業用ケーブルなので大量生産されており、極めて安価」と言ったところが思い浮かぶ。単線ケーブルの欠点は「柔軟性が無く、配線が行ないにくい」「絶縁材の材質がオーディオ向けでは無いため、高音質再生に一抹の不安がある」「あまりに安いので、これでいいのか?と不安になる」「単線は表皮効果の影響で高域が延びない」などなど。安すぎるのが気になる人は、クライオオーディオテクノロジーから発売されているオーディオ用のクライオ処理Fケーブルや、アクロテックのP4050Fなどを使うと良いだろう。柔軟性に関しては、単線だからどうしようもない。ただ、焼きなまし処理をした、アニール線と呼ばれる単線は比較的柔らかい。例えば、アコリバの5N楕円銅線などがこれにあたる。同じ単線でも導体素材によって柔軟性は違ってくる。口径が同じだとしても、6N銅単線は比較的柔らかく、4N銀単線もそれに次いで柔らかい。産業用の4N(タフピッチ)程度の銅単線は比較的硬く、PCOCC(大野式単結晶銅)単線は非常に硬い。単線がオーディオ界で敬遠されてきたのは、この柔軟性の無さが主原因と思われるが、それ以外にも様々な点が指摘されている。例えば、単線は撚り線に比べて表面積が少ないので、高音域情報が劣化すると信じられていること。これは表皮効果と呼ばれるものが起因している。表皮効果とは、電流が導体を通過する際に、高域周波数は導体表面を流れるというもの。よって、導体表面積の少ない単線より、導体表面積の多い撚り線の方が高域情報の伝送に優れ、オーディオ向きであると言われてきた。実際には、私は単線でも撚り線と遜色ない高域が出ることを実感している。単線の良さを残しつつ表皮効果を低減させる方法として、リボン線がある。リボン線は文字通り薄っぺらい板状、或いはヒモ状の導体構造をしている。リボン線を売りにしたオーディオケーブルは多数発売されているが、オーディオケーブル全体から見ると少数派であり、主流はやはり撚り線である。撚り線vs単線は議論の絶えない話題ではあるが、結論が出るとも思えないし、音が良ければそれで良し。それでは、以下にEM-EEFによる電源ケーブル製作記をご覧あれ!
EM-EEF2.0をオヤイデ電気で購入! ジャケットの印字。表面は粉っぽい艶消し灰色。
EM-EEF2.0のケーブル断面。Fケーブル構造をしている。φ2.0なので断面積は約3スケア。 電源ケーブルに使う材料たち。プラグはフルテックのロジウムタイプFI-20R、FI-20MR。
ケーブル端末にアルミテープを巻き付ける。この上から銅テープも巻き付ける。これは端末を太くすることでプラグへの固定を安定化するため。プラグ内の配線へのシールド効果も発揮する。 シールド無しでもいいのだが、念のため日本ジッパーチュービングのZS-06HFシールド編組線を被覆した。ケーブルにほどよく密着する。重量付加による制振効果も多少あるかな。
テフロンテープでシールドチューブの端末を固定する。 さらに外装の保護のためSFチューブを被覆する。SFチューブはφ6を用いる。
端末をスミチューブで被覆し熱収縮させる。さらに絶縁体を剥き、導体を露出させる。導体はポリマールで念入りに磨き、鏡面仕上げにしてやる。さらに、導通を良くするためにセッテンプロを塗り付ける。これで端末処理は完璧。 プラグを取り付けて完成!見た目も良い感じに仕上がった。工作は難しくはない。さて、待望の音質傾向はナチュラル。滑らかでどの帯域にも癖が無い。キャメロットのPM-650に近い音質だな。ケーブルが硬いので取り回しはやや面倒。
これはACプラグのレビトン8215CATと、IECプラグ オヤイデ4781BSRの組み合わせ。SFチューブの隙間からシールド編組線が透けて見える。なかなか渋い外見だ。作例のようにチューブなどで被覆すると見栄えも良いが、素の状態のEM-EEFは安っぽい。EM-EEF2.0は\300/mなので製作代も安い。ただ、Fケーブルは柔軟性に欠けるので、電源ケーブルへの利用には難しい面がある。また、私のシステムでは、EM-EEFが他の電源ケーブルより飛び抜けていい音質というところまでは感じなかった。オヤイデの村山社長も同意見。 ステンレス製自作電源ボックスの内部配線材にもEM-EEFを利用した。内部配線はいったん固定してしまえば滅多にいじくらないので、単線でも一向に構わない。EEF2.0は電流容量に余裕もあるし、変な色付けや癖も無く、おまけに安いので電源ボックスの内部配線には適当だろう。ただ、絶縁材はハンダの熱ですぐに溶け出してきてしまう。「ハンダ付けの際は、導体に放熱クリップを挟んで、ハンダの熱を逃がしてやろう。
オーディオ用にも十分な性能を持つ銅箔シールド電工用ケーブル!
藤倉電線 CV-S
入手先:オヤイデ電気 価格:2.0スケア\330/m 3.5スケア\400/m 5.5スケア\450/m
オヤイデでキャブタイヤVCT3.5スケアを買おうとした時のこと。オヤイデの斉藤さんが「CV-Sというポリプロピレン絶縁体のいいケーブルがあるよ!VCTより良いよ!」と紹介してくれたのが、このフジクラCV-Sであった。 斉藤さんいわく「このCV-Sって、格安なのに出来は抜群なんで、ホントは秘密にしときたいんだよね」。で、早速3.5スケアを5m分購入。CV-Sは工場やビル内の屋内外配線に使用される電源ケーブル。CV-Sは"Crosslinked polyethylene insulated PVC sheathed cable with Shield"の略称であり、日本語訳は「遮蔽付き架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」となる。CV-Sは様々なメーカーが製品化しているが、オヤイデで扱っているCV-Sは藤倉電線のもの。
オヤイデ電気で扱っている藤倉電線製CV-Sは導体線径の違いで3種類ある。写真左より5.5スケアと3.5スケアと2.0スケアの3種類。3種類とも耐圧は600Vで許容電流20A。外径は5.5スケアがφ15、3.5スケアがφ13、2.0スケアがφ11。ケーブル構造は3種とも共通で、図太いタフピッチ線がポリプロピレン絶縁体で被覆され、さらに充填材を追加した上に銅箔でシールド。外装は艶消しの黒いPVCジャケット。まさに質実剛健!このような構造なので、めちゃめちゃ硬くて曲がりにくい!S/AラボのHH3.5が柔らかく思えてしまう程。導体はタフピッチ銅で、ホットとコールドとグランドの3芯構造をしている。導体線径は、5.5スケアがφ1.0mm×7本撚り、3.5スケアがφ0.8mm×7本撚り、2.0スケアがφ0.6mm×7本撚り。撚り線というよりは単線を束ねた感じで、とても頑丈な導体だ。とにかくこのケーブルには惚れた!まずは、こんな凝った構造でたった\400/mt程度だということ。そして艶消しの黒ジャケットがなんともかっこいい!とにかく見た目と構造を見ただけでCV-S愛してる!になってしまった。それ以来、3種類の線径の内、3.5スケアが音質的にもバランスが取れており、硬さも許せる範囲。3.5スケアは、ストレートでガッツもあり、とてもいい!ケーブルが柔軟性に欠けるのが欠点と言えば欠点だが、この程よい硬さがCV-Sたる所以なので、この使いにくさも含めて愛さなければならないだろう。分厚い銅テープでシールドされているからS/Nもいい。よって、CV-Sはノイズにシビアなレコーディングスタジオの屋内配線に用いられたりもするらしい。スピーカーケーブルとしても使えるのではないかと思うが、かなり硬いのでそれなりの覚悟は必要だ。CV-S5.5は、3.5と性格を異にし、低域の量感がずば抜けている。私には強過ぎるほどベースがブルンブルンうなる。私のシステムにとっては低域過剰だな。それなりのシステムとリスニングルームがあって、大音量でジャズを聴くならば5.5スケアの真価は発揮されよう。2.0スケアは3.5スケアをやや細みにしたような傾向。ちょっと高域がシャリ付く感じもするが、これはこれでアクセントかもしれない。かくして、CV-Sは秘密にしておきたいお気に入りケーブルとなった。しかし、月刊ステレオ03.4月号の「電源ケーブル自作指南」で福田先生がCV-S2.0と3.5を紹介されたり、同誌03.6月号においては屋内配線にCV-S5.5を使った記事が紹介されたので、CV-Sはオーディオ界に知られてしまった。故長岡鉄男先生がCV-Sと出会っておられたら、きっと愛用されていただろう。とにかく、CV-SはポストVCTになりうる激安切り売り電源ケーブルだ。
2004.7.20追加!
CV-S3.5電源ケーブルの製作例
ページが長大になり過ぎるので別ページにしようかとも思ったが、めんどうなのでこちらに追加。
藤倉CV-S3.5を使用した超ハイCP電源ケーブル製作の過程をご紹介しよう。ちなみに、この自作電源ケーブルは友人の依頼で製作した。とても簡単な作例なので、上のパーツ、カッター、ペンチがあれば誰にでもできる。電源ケーブルを製作してみたいなぁ、という方のご参考になれば幸い。さて、この作例の主旨は、格安でありながら、はっきりと音質差の分かる電源ケーブル。さらに、壁コンセントが通常の2Pコンセントなので、ACプラグは容易に2Pへ変換できるものでないといけない。よって、ピュアオーディオに通用し、且つ格安なパーツを選りすぐってみた。まず、プラグは松下電工WF5018\1,180/個。これは、日本におけるホスピタルグレードコンセントの祖のような存在。故長岡鉄男先生もWF5018を用いておられた。WF5018はアース電極が簡単に取り外せるので、2Pへの変換が簡単だ。IECコネクターはシェルター4782。\735/個。これはオヤイデ4781BSRの原形になったコネクターであり、導通部分はメッキ無し真鍮製。安くて使いやすいIECコネクターである。ケーブルはもちろん藤倉電線CV-S3.5。\310/m。すべてオヤイデ電気で購入。パーツ合計額は\2,100ほど。なお、WF5018は秋葉原ラジオストアー内の九州電気で\1,050/個だ。少しでも安く買うならラジオストアーで探してみるのがよいだろう。
CV-S3.5スケアを用いた電源ケーブルの作例である。まず、ジャケットを剥く。白い紙状の被服に次いで銅箔が露出する。銅箔は相当厚みがある。銅箔を剥ぎ取る際に手を切らないよう注意。
銅箔を剥ぎ取ると白い繊維が露出する。ナイロンか何かだろう。この充填材をカッターで慎重に取り除く。誤って絶縁被服を傷つけないように注意。
充填材を取り除いたら、ライターの火で軽く炙ってやる。そうするとはみ出した充填材が消失して、端末が綺麗になる。炙り過ぎると絶縁材が溶け出すのでほどほどに。私の場合、アースは配線しない主義なので、赤い芯線をペンチで切り落とす。ましてや、今回の作例はアースの電極を取り外して2Pタイプにしているので、アースを配線しようがないというのもある。なお、赤以外の芯線を切り落として2芯としても構わないのだが、電源配線の基本である 黒=ホット 白=コールド に沿った方が分かりやすい。
今回は2Pタイプに変換するためWF5018の電極固定ケースを分解する。左上の写真はWF5018の電極固定ケース。右上はケースの蓋を外したところ。電極の万力部分がむき出しに。青いネジが刺さっている金具がアース(GND)電極。
アース電極は手で簡単に引き抜ける。分解した部品を磁石ドライバーで触ってみると、締め付け板がくっついたので、この部品は磁性体だ。磁性体が音質に与える悪影響というのは妄信のようなところもある。ちなみに、これら電極部分というのは引き抜けるようになっているものと、固定され外せなくなっているものがある。例えば、明工社ME2573は外見上WF5018と外見は全く同じだが、電極は外せない。
電極にケーブルの芯線をネジ留め固定する。抜けないように強く締め上げる。もし、ここが緩くて抜けてしまうと、発火などの大事故につながる危険がある。なお、外装ケースはあらかじめケーブルに通しておく事。芯線の固定が終わったら、次に外装ケースを被せて電極ケースとネジ留め固定する。さらに、ケーブル固定クランパーをネジ留めする。
ACプラグに続き、IECコネクターを取り付ける。これはシェルター4782。電極はメッキ無し真鍮。電極への取付はややコツがいる。電極を一旦ケースから取り外して、電極にケーブル導体をネジ留めし、元に戻す。ACプラグと同様、IECもアースは未配線にしている。そもそも、4782系のIECコネクターはコネクターの中程にあるカバー固定ネジが邪魔になって、アース電極への配線がやりにくいのである。4782のケーブル引き出し口はφ13なのでCV-S3.5がぴったりハマる。
これで完成!ケーブル長は80cm。このままでもよかったのだが、たまたま手元にSFチューブがあったので、右上のように被せてみた。SFチューブは外部振動を排除する働きがあると言われている。逆に、SFチューブは音質に悪影響があるとの話もあるが、私はそう感じたことはない。見た目にも高級感が出るので、私はSFチューブを好んで使っている。
この電源ケーブルはCV-S3.5にACプラグ レグランド5266、IECコネクターにオヤイデ4781PBGを使用。ケーブル長は120cm。我ながらとても良い感じに仕上がっている。音質的にも市販5〜8万クラスに十分対抗できる。この電源ケーブルにはφ6のSFチューブを被せている。φ13のCV-Sケーブルにφ6のSFチューブを被覆するなんて普通はやらないのだが、やってみるとなかなか面白い。右上の写真のようになかなか良い感じに仕上がるのだ。安価なCV-Sケーブルが高級ケーブル並みの外見になる。わずかだが防振効果も期待できる。
4781PBGはリン青銅の電極に極厚の金メッキを掛けたもので、厚手で堂々とした鳴りの良さを備える。レグランド5266も同様の傾向があり、この電源ケーブルはかなり魅力的なものに仕上がった。レグランドの電源プラグは昔、オーディオユニオンお茶の水店でのみ販売していたのだが、現在は取り扱っていないため、もはや入手できない。良いプラグだっただけに残念だ。PSE問題もあるので再入荷はまずありえない。
CV-S3.5スケアにフルテックのFI-15MERを組み合わせた例。FI-15のケーブル引き出し口はφ13なので、CV-S3.5スケアがピッタリ嵌る。低音の量感は程よい感じ。CV-Sは中域にボリュームを持たせ、音楽を積極的に聴かせる。高域のギスギスした感じもない。低域は押しが強く不足感なし。素材としては格安だが、この音調ならピュアオーディオに十分通用できる。さて、このケーブルはヤフオクにて売却した。購入者から「電源ケーブルについて、大変参考になる品でした。通常の電源ケーブルを使って自作したケーブルと比較すると楽器の定位感、奥行き感がまるで違っています。また、機会があればよろしくお願い致します。」との感謝の言葉を頂いた。
 右上の写真は部屋の壁を這うCV-S3.5。あまりおおっぴらにはできないのだが、クライオブレーカーからオーディオルームの電源ボックスまでを長さ10mのCV-S3.5で直結しているのだ。シールドが厳重なので長く引き回しても安心。しかも安い!
CV-S5.5電源ケーブルの製作例
続けて、CV-S5.5スケアの作例を紹介しよう。製作法はCV-S3.5と全く同じ。導体は12〜15ミリほど剥き出す。ジャケットや絶縁体はカッターでサクッと切れるし、導体は頑丈なので端末処理は簡単。導体がばらけないように、導体端末にハンダを少々盛ってやるのがコツ。本来は3芯だが、グランド配線は省くので、白(コールド)と黒(ホット)の2芯のみを用いる。導体をポリマールで磨き、さらにセッテンプロを塗る。これで導通がかなり良くなる。
5.5スケアの外径はφ15ある。これに収縮チューブを2重被服し、φ16mmまで太くする。この状態でマリンコ5266に差し込んでやると、プラグ差込口と同径なのでがっちり固定できる。
CV-S5.5スケア使用の電源ケーブル完成!なお、プラグ部分にはスミチューブB2を被せてある。5.5スケアはとても曲がりにくいので、使う時にはあらかじめ曲げたい形にケーブルをよじっておく必要がある。硬い分、いったん曲げたい形にしてしまえば、そのままの形状が維持される。他のケーブルからCV-S5.5スケアに交換すると、音は一聴して変化する。ここまで太いと低音の図太さ押出しは半端では無い!ジャズ系のアクも良く表現されている。低音不足に悩んでいる人にはお勧めだが、ケーブルが硬いので使用には相応の覚悟が必要。接続機器の背面と部屋の壁面の間が十分に空いており、ケーブルを自由に這わせられる状態が必要。私のシステム背面には空間的余裕が無かったので、仕方なくヤフオクで売却した。
2004.7.20追加!
CV-S2.0使用 深紅の自作電源ケーブル
左上はCV-S2.0スケア使用の電源ケーブル。さて、お隣の真っ赤な電源ケーブルは何かというと、左の電源ケーブルにシャークワイヤーのカラーSFチューブを被覆したものだなのだ。色が加わるだけでずいぶんと印象が違う。
ACプラグにはマリンコ8215TN、IECコネクターにはシャークワイヤー320を使用。シャークワイヤー320のケーブル引き出し口はφ11なので、CV-S2.0スケアにちょうど良い。IECコネクター側にはスミチューブB2で被覆している。シャークワイヤー320は2004年4月以降、キムラ無線で見掛けなくなったので、もう入手は不可能だろう。マリンコ8215TNは、その透明で美しいケースを見せるため、カラーチューブ被服のついでに、プラグ全体の被服を取り外してやった。同じく、マリンコ8215TNもPSE問題により入手できなくなってしまったので、今や貴重なプラグだ。
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