オーディオみじんこ/オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出第一弾

オーディオみじんこ
AUDIO MIJINKO
2007.4.22公開!
オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出第一弾

下記放出その1、その2、およびその3全て購入者決定にて受付終了(4/22昼時点)

こんばんは、みじんこです。いままでヤフオクにてシステム整理再構築における手持ちオーディオ品の放出をしてきましたが、それももうそろそろ終わりに近づいてきました。で、最後の放出は、当サイトをご覧いただいている方々を対象として、メールにて購入希望者を募る事とします。

先日予告をしておきながら、半月以上動きが無くてすいませんでした。さて、本当は他の放出品(電源タップ)も一斉に価格公表したかったのですが、取り急ぎこのページの3つの放出品目に関して、現時点(4/22 AM4:13)にて譲渡価格を公表し、先着優先にて希望者に譲渡いたします。なお、放出その1〜3いずれも、1セット或いは1本のみです。希望者はみじんこへのメールにてメールをお送りください。最初から連絡先を書いてメールいただいても構いませんが、先着と返信があってから連絡先をお知らせいただいても構いません。ご連絡いただく必須項目は、譲渡希望であることです。できれば、メールの題名に、「放出品譲渡希望」とお書き下さい。

オークションではないので、私の下記譲渡額が譲渡額となります。譲渡額は当方指定銀行口座に振り込み。振込確認後の近日中に発送とします。送料はご負担ください。クロネコヤマト宅急便送料着払い便で発送いたします。なお、先着者に第一優先でメールを返信し、振込口座、発送日希望などをご連絡します。希望者があり次第、その放出品に関しては、このページなどで譲渡決定した旨をお知らせします。なお、そういないとは思いますが、例えば放出その1と放出その2を両方とか、そういう購入希望でも構いません。ただし、先着して他の方がそのどちらかを先に先着されていたら、その放出品に関しては、諦めていただくことになろうかと思います。では、ご興味のある方は、以下の放出品の詳細をご覧下さい。また、多忙にて、先着の方、或いはそうでなかった方に関しても、私からの返信メールが数日遅れる可能性があります。

放出その1
PAD UL規格コンセント CRYO-L2
PS AUDIO UL規格コンセント POWER PORT
インフラノイズケーブルノイズフィルター パワードーナツ
AC-31×2
制振合金M2052(6/32インチ)ネジ×2
以上4種6点セット
(10,000円で譲渡)

放出その2
オヤイデ電気 電源コンセント SWO-XXX(紫)
クライオオーディオテクノロジー スーパークライオブレーカー SCBR-20AS
レビトン3つ又分岐 LEVITON699
以上3種3点セット
(9,000円で譲渡)

放出その3
自作電源ケーブル 作品番号:No.131 名称:Tribute
(13,000円で譲渡)

放出その1
PAD UL規格コンセント CRYO-L2
PS AUDIO UL規格コンセント POWER PORT
インフラノイズケーブルノイズフィルター パワードーナツ
AC-31×2
制振合金M2052(6/32インチ)ネジ×2
以上4種6点セット
(10
,000円にて希望者にお譲りします。)
手前よりPAD UL規格コンセント CRYO-L2(絶版モデル、現行当時の実売12,000円くらい)、PS AUDIO UL規格コンセント POWER PORT(実売8,000円くらい)、インフラノイズケーブルノイズフィルター パワードーナツAC-31×2(絶版かどうか不明、定価6000円弱だったか)、制振合金M2052(6/32インチ)ネジ×2(4コ入りで実売2000円くらい、2個換算なら1000円)、以上4種6点セット。電源タップの自作や、壁コンセントの交換、自作電源ケーブルにご使用ください。コンセントは両者とも、言わずもがなの有名なコンセントです。
手前、PAD UL規格コンセント CRYO-L2、奥はPS AUDIO UL規格コンセント POWER PORT。コンセントのヘソにねじ込まれているのが制振合金M2052(6/32インチ)ネジ。
PAD UL規格コンセント CRYO-L2。万能型だが、特にジャズ、フュージョン系に好ましく用いられる。20A、125Vまで対応。2003年まで現行だった。現在は絶版。無論、通常の国内AC100Vにて使用可。同機はPAD現行コンセントから数えて2世代前のコンセントになる。レビトン8215をベースに、ベリリウム電極に変更、クライオ処理(極低温処理)を施している。コンセントの挿し込み強度は、コンセント史上最高。極めて強固にプラグに食い付く。
PAD UL規格コンセント CRYO-L2背面。緑色のネジはグランド配線固定ネジ。通常はあまり使わない。少なくとも私は使ってない。
PS AUDIO UL規格コンセント POWER PORT。ハッベルのHBL8300をベースに、電極を多重ニッケルメッキ、鏡面仕上げしているのが特徴。ジャズ向きコンセントとして名高い。主観でもそう思う。寺島靖国さんもご愛用。かなり明瞭かつ濃厚に中高域を演出する。エッジが立つので、そういうのが好きな人には快感。POWER PORTはは2004年の電源PSEにて一時的に輸入停止していたが、一昨年、輸入再開。現行品は2004年までのモデルと外見のロゴが微妙に変更に変更されている。ただし、出品個体は、2004年頃発売していたモデル。内部には変化は無い。
POWER PORTの背面。
CRYO-L2のヘソネジ部分。機能上は問題無いが、ねじ込み部分の金具がズレている。ネジはきちんとねじ込める。右は制振合金M2052(6/32インチ)ネジ×2。インチネジは、海外製コンセントの規格で、日本のミリネジとはネジピッチが違う。PADのCRYO-L2、PS AUDIOのPOWER PORTは、海外コンセントなので、ヘソネジはインチネジでないとねじ込めない。このセイシンの制振合金M2052(6/32インチ)ネジは、制振合金M2052という特殊な振動吸収合金で出来ている。これをコンセントの急所であるヘソ部分に用いる事で、状況によっては劇的な音質向上がもたらされる。
インフラノイズのケーブルノイズフィルター パワードーナツAC-31×2。2個セットで7,000円くらいだったか。まだ店頭販売しているところもあるが、たぶんもう製造中止になっていると思う。これは木質材にリング状のフェライトマグネットをはめ込んだノイズフィルターで、中心に空いた孔にケーブルを挿し込むことにより、AC電源に混入するノイズを抑制できる。フェライトマグネットによるノイズキャンセルは、ケーブルのノイズキャンセル手法としてオーソドックスな手法。孔の口径は18mm。大概のケーブルは通す事が出来る。大きさからしてACケーブルに好適に用いられる。ただし、ケーブルを通す際は、プラグかコネクターを一端外さないとケーブルを通す事は出来ない。従って、自作ケーブル製作時において、プラグをケーブルに固定する前に、あらかじめこれを通しておくのが良いだろう。完成品電源ケーブルの場合でも、ネジ留めタイプのプラグであれば、ドライバーを使ってネジを抜き、プラグを外してやれば、これをケーブルに通すことはできる。どこまで効果があるかは、それぞれの環境とケーブルで差異があるだろううから、実際にその環境下で使ってみないことにはなんとも言えない。なお、この製品は、マグネットのノイズキャンセル効果より、この木質部が一種のスタビライザー効果を発することによる、ケーブルの振動排除による音質向上効果の方が、効果的に作用しているような気がする。うまく使えば、床との接触を避けるための、ケーブル用インシュレーターとしても機能するだろう。重さは量ってないが、それほど重くはない。木質部分の木の種類は不明。(説明書が付いていたので、それに書いていたかもしれないが、説明書紛失にて、詳細は不明。)

以上、PAD UL規格コンセント CRYO-L2、PS AUDIO UL規格コンセント POWER PORT、インフラノイズケーブルノイズフィルター パワードーナツAC-31×2、制振合金M2052(6/32インチ)ネジ×2、以上4種6点セットの紹介でした。なお、このセットは10,000円にて希望者にお譲りします。先着優先。

放出その2
オヤイデ電気 電源コンセント SWO-XXX(紫)
クライオオーディオテクノロジー スーパークライオブレーカー SCBR-20AS
レビトン3つ又分岐 LEVITON699
以上3種3点セット
(9,000円にて希望者にお譲りします。)
電源周りの強化を図りたい人にお勧めのセットです。手前は、オヤイデ電気の電源コンセントSWO-XXX(紫、旧モデルで絶版、実売6,000円くらい)で、右がクライオオーディオテクノロジーのスーパークライオブレーカーSCBR-20AS(実売7,000円台)、レビトン3つ又分岐LEVITON699(絶版モデル 当時の実売3,000円くらい)です。
ブレーカーで音が変わると言う事で、クライオオーディオテクノロジーが発売したスーパークライオブレーカーSCBR-20AS。テンパール社製のブレーカーにスーパークライオ処理を施したオーディオ用ブレーカーだ。ま、オーディオ以外に使ってもなんら問題は無いのだが。詳しくはクライオオーディオテクノロジーに商品詳細が載っているのでご覧下さい。http://www.cryo-at.com/

私の記憶が間違ってなければ、オーディオ用ブレーカーはクライオオーディオテクノロジー社のものだけだ。同社がこれを(正確にはこれの前モデル)を製品化する際、お役所への許認可に相当苦労されたとか。ま、電源で音が変わる、ましてやブレーカーで音が変わるなんて、オーディオマニアでもなけりゃ、なんのことですかね、そんなことやってなにになるんですかね、って感じだろうと思う。

さて、この出品物は私が新品購入以来、5年ほど愛用してきたものです。この度、システム再構築でブレーカーも換えようと思って手放す事にした次第。従来のブレーカーからこのSCBR-20ASに換えた時の差は明確にあって、それは20年近く経過した古めかしいブレーカーから、新品のブレーカーになったこと、交換の際に分電盤の電極を研磨したとかの効果も相まってのことだとは思われたが、たしかにブレーカー周りの強化は、ピュアオーディオでは必須だなと感じたのを覚えています。ブレーカーの交換は電気屋に頼んでやってもらいましょう、とだけは形式上ながら言っておきますね。まだ、ブレーカーに手をつけてない人には、ブレーカーを含めた電源周りの強化、かなりお勧めです。

こちらレビトンの3ツ又分岐699。そっけない名称というか型番だが、そういう型番なのである。顔が3つ並んでいるようで、オレンジの配色と合わせ、なかなか愛嬌のある製品です。で、これはすでに2年ほど前に絶版となった製品で、現行当時はけっこう色々なオーディオ店で扱ってました。プラグの食い付きは最強レベルで、プラグががっつりささります。これは、食い付き強度最強のレビトンそのもの。で、この699、何の利点があるかというと、数年前のステレオ誌のごく一部の記事で話題となっていたのだが、壁のコンセントにさすことで、3こ口電源タップの代用として充分なクオリティを有しているという点だ。簡単にいうならば、699は、機能的には3こ口電源タップと等価であるというわけ。このオレンジ色の樹脂の中で、電極がどういう風に分配されているのかはわからんが、外見のコンパクトさから察するに、極めてシンプルで、電源経路の劣化要素は限りなく小さいといえる。で、壁コンにこの699を2つさせば、2個口壁コンが一挙に6コ口電源タップに早変わりということもできる。あいにく、わたしは699を1個しか持っていなかったので、これを入手される方のためにアドバイス。まず、壁コンにこの699を挿して、この699にソース機器を3台まで接続する。下手なオーディオ用電源タップより音がよかったりする。んでもって、壁コンにはもう1個の差し込み口の空きがあるはずで、そこにパワーアンプ(或いはプリメインアンプ)の電源ケーブルを挿し込めば、極めてシンプルで、かつ、理想的な電源分配が、すごく簡単に構築出来るわけだ。ただし、この699 を壁コンに挿す場合、壁コンを3P型に交換せにゃならん。そこで、次に紹介するオヤイデ電気の電源コンセントSWO-XXXを使えば良いわけだ。
オヤイデ電気の電源コンセントSWO-XXX。いまさら説明の必要はないほど有名なオヤイデ電気の名コンセントSWOシリーズ。その中でも、かなり個性派な音色を有するのが、このSWO-XXXだ。
なぜSWO-XXXを手放すかと言うと、SWO-XXXの新モデルSWO-XXX ULTIMOを入手したから。たしかにULTIMOはすごいコンセントなのだが、この旧モデルSWO-XXXもオーディオ用としては充分すぎるクオリティを有している。SWO-XXXの個性派な音色とは、あくまで個人的な見解ながら、奥行き感が極めて優れている事だと思う。陰影感に秀でているという表現もできる。これは、同じSWOシリーズのSWO-DX或いはSWO-GXとも明白に違うところ。総じて言えば、非常に整った音色を備えているので、SWO-XXXに換えると、眼前よりもう少し奥に、ステージが整然と広がるように感じるだろう。例えとして妥当かはわからんが、カメラで言えば、広角レンズを使ったときのように視野が広くなる感じだ。SWO-DXの、前に前にせり出して来る傾向ではない。

以上、オヤイデ電気の電源コンセントSWO-XXX、クライオオーディオテクノロジーのスーパークライオブレーカーSCBR-20AS、レビトン3つ又分岐LEVITON699の3点セットの紹介でした。このセットは、うーん、希望者に9,000円でお譲りします。先着優先。

放出その3
自作電源ケーブル 作品番号:No.131 名称:Tribute
(ケーブル:CV-S3.5、ACプラグ:明工社ME2591改、IECコネクター:オヤイデC-029
このケーブルを希望者に13,000円で譲渡します。
私の自作電源ケーブルNo.131Tributeです。ケーブル長さ約1.8m。ケーブルにはフジクラCV-S3.5、ACプラグには明工社ME2591改、IECコネクターにはオヤイデC-029を使用。ケーブル中間にウッドパイプのモジュールを搭載。ごく簡単に言うと、このケーブルの特色は、他のCV-S3.5使用の電源ケーブルと同じく、CV-S3.5の性格が如実に現れた、瞬発力とガッツのあるサウンドです。透明メッシュをケーブルに被覆しているので、光の当たり方によっては、メタリックな輝きがあって、見た目にも奇麗。ケーブルが硬く、さらにはモジュールが大きいので、急激なケーブルの折曲げには対応しずらいが、上写真の程度になら曲げが可能である。ま、ケーブルはあまり急激な折り曲げをしない方がよいというのは、このケーブルに限った事ではないが。
このモジュールの長さは20cmと、私の制作してきたモジュール搭載ケーブルの中でも最大の長さを有している。ま、外見は、モジュールだけいえば、キンバーケーブルのPK-18パラディアンに似ているかなと。なお、CV-Sケーブルにモジュールを搭載した自作ACケーブルの制作法や音色の詳細に関しては、わが愛しのオーディオアクセサリー自作電源ケーブルウッドパイプモジュール装着タイプその1など、ウッドパイプモジュール装着タイプその2などのページでご確認いただきたい。
モジュールを長くした効果は、これの短いバージョンとの比較と言うのをしてないので分らんとです。ただ、モジュール搭載は音質向上にプラスに働いているのは、すでに充分に確認済み。ま、見た目にも面白いし。実は、このNo131Tributeのモジュールは単に長いだけではなく、モジュールの両端に直径20mm弱のフェライトコアを仕込んである。そう、上写真に映っているモジュールにおいて、モジュールの端のケーブルが挿入されている部分がに少し段差になっているのだが、その段差の部分の中にフェライトコアが仕込まれている。ご存知かと思うが、フェライトコアにはノイズキャンセル効果がある。
左のエンブレムには「AC-Power Cable Acoustic Module」と書いております。Tributeは贈り物とか捧げものとかいう意味。
ACプラグには明工社ME2591改を使用。何が「改」かというと、透明ケースを内側からラッカースプレーで黒く塗っているのがその理由。構造的に改造したわけではない。なぜ黒くしたかというと、透明な明工社ME2591に飽きたので黒く塗ったら面白いかなと思った程度で、それ以上の意味は無い。なお、工作の詳細な工夫に関しては、いまままでさんざん紹介してきたので割愛するが、このプラグとケーブルとの付け根に被覆してあるニシチューブの中には、振動排除を目的として、直径25mmくらいのアルミのリングを仕込んである。なので、ケーブルとの付け根部分がややごつい。
IECコネクターにはオヤイデC-029を使用。工作上も作業しくて、構造も頑丈、かつストレートな音色のコネクターだ。このC-029を含め、オヤイデのACプラグやIECコネクターがここ2年ほどの間に、国内はもとより海外メーカーの電源ケーブルにも相次いで採用され初めているのは、オヤイデ電気が海外進出に尽力してきた成果でもあるのだが、製品自体が高い信頼性を有しているからだと思う。従来、広く使われてきたマリンコ5266などよりはるかに頑丈で音もよいのが認知されてきたのだろう。以上、自作電源ケーブルNo.131Tributeの説明でした。このケーブルを希望者に13,000円で譲渡します。先着優先。