オーディオみじんこ/オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出品番外編

オーディオみじんこ
AUDIO MIJINKO

2007.5.13AM4:20公開!

オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出番外編

 こんばんは、みじんこです。オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出番外編を公開します。この番外編で紹介する放出品その8及び放出品その9は、私の友人の所有物です。友人がオーディオシステムの縮小するにともない、これらを手放すため、私が代行してオーディオみじんこにて放出いたします。希望者との連絡、譲渡代金の授受、発送の連絡を私が代行します。発送は友人宅(東京都武蔵野市)から行います。すでに昨日、私が友人宅にて梱包作業を済ませてあります。品目は次の通りです。

(放出品その8 2007.5.14PM2:06先着希望の連絡あり)
放出品その8:オーディオみじんこ自作スピーカー(スリムトールボーイスピーカー×2台&センタースピーカー×1台)、譲渡額 29,000円(送料別)、発送はクロネコヤマトのヤマト便。

(放出品その9 2007.5.24 11:38 先着希望の連絡あり)
放出品その9:ソニーMDデッキ MDS-JA30ES動作難ありジャンク品、譲渡額 3,000円(送料別)、発送はクロネコヤマトの宅急便。

 先着優先にて希望者に譲渡いたします。なお、放出その8〜9いずれも、1セットのみです。希望者は、どの放出品を希望かを明記してみじんこへのメールにてメールをお送りください。最初から連絡先を書いてメールいただいても構いませんが、まず、最初にご連絡いただく必須項目は、以下の通りです。

メールの題名:放出品譲渡希望(放出品その8or放出品その9)
メールの必須内容:1.氏名 2.希望品目(放出品その8or放出品その9) 3.譲渡希望である事 4.緊急連絡用の電話番号

 住所等の細かい事に関しては、私から先着のメール返信があってから連絡先をお知らせいただいても構いません。オークションではないので、従来の放出品と同じく、上記譲渡額で譲渡します。譲渡額は当方指定銀行口座(先着者にメールにて連絡)に振り込み願います。発送は、振込確認日の週末になる予定です。(指定日あればできるだけ応じます。)送料はご負担ください。先着者には、私からメールを(できるだけ当日中に)返信します。

 希望者があり次第、どの放出品に関して先着があったかを、オーディオみじんこトップページにて、できるだけ迅速にお知らせします。その際、メールでお伝えいただいた氏名のイニシャル(山田太郎様ならYT様という風に)とメールの着信時刻を公表します。また、先着でなかった方に関しては、誠に申し訳ございませんが、私からの連絡がないかもしれません。予めご承知おき下さい。

これら放出品にご興味のある方は、以下の放出品の詳細をご覧下さい。

放出品その8
オーディオみじんこ自作スピーカー
(スリムトールボーイスピーカー&センタースピーカー)
譲渡額 29,000円(送料別)
友人の委託を受けて製作した自作スピーカーです。製作記などの詳細は、オーディオみじんこ/わが情熱のスピーカークラフト/スリムトールボーイスピーカー&センタースピーカー&オーディオラックに掲載しています。板カット図はこちら。なお、放出品その8として譲渡するのは、上記リンクページのスリムトールボーイスピーカー&センタースピーカーおよび、スピーカーケーブルです。ラックは、友人がまだ使うそうなので、今回の譲渡品には含まれません。

【フロントスピーカー概要】

寸法:H1,150×W150×D150
ユニット:(FE127E×1+FE87E×1)/台
ユニット結線:パラレル(ジャンパ線使用時)
重量:10kg/台
構造:ダブルバスレフ
インピーダンス:4Ω
備考:マトリックス再生可能

【センタースピーカー概要】

寸法:H600×W120×D120
ユニット:(FE87E×2)×1
ユニット結線:パラレル
重量:5kg
構造:バスレフ
インピーダンス:4Ω

設計は私のオリジナルです。センタースピーカー(手前の小さいスピーカー)付属なので、AVアンプを使われている方に好適です。防磁タイプなので、ブラウン管テレビの近くでも使えます。ただし、リアスピーカーおよびサブウーハーは付属しませんので、5chとか5.1chとかで使いたい人は、別途それらを用意する必要があります。

これらは私の製作した自作品で、板接合のズレ、木工ボンドの染み等があります。また、数年間使用されてきたので、使用感あります。昨日現物を再確認しましたが、ユニットの凹み(後述します)以外は、自作品と考えればそれほど目立つ汚れはありませんでした。ユニットを一端取り外し、ニス、オイルステイン、ペンキなどを使って好みの色に塗装するのも面白いでしょう。

フロントスピーカーは、天板にフォステクスのFE87E、前面に同FE127Eを搭載。板材は15mmラワン合板なので、シナ合板などに比べ、表面が少々粗く、木口(合板の断面)には欠けが幾つか見受けられます。気になる人は欠けのパテ埋め、および塗装をしてください。なお、角落しとヤスリ掛けはしてあります。
スピーカーターミナルは、通常の+ーの2個に加え、マトリックス再生用のターミナル(3角配置されている上のターミナル)1個が付いてます。マトリックス再生をしたいときは、下図のように2本のスピーカーにあるマトリックス再生用ターミナル同士をスピーカーケーブルで結線します。そうすると、天板のユニットがマトリックス駆動します。なお、マトリックス再生とは、ステレオ再生でも抜群のサラウンド効果が得られる再生方法のことです。その仕組みを簡単に申しますと、スピーカーの結線方法の工夫で、ステレオ信号の右と左との差信号のみを取り出して再生するというものです。差信号は主に高域成分で形成されており、この高域成分がサラウンド効果を発揮します。なお、このスピーカーでは、天板のユニットがマトリックス配線時にマトリックス動作します。マトリックス動作をしたくないときは、2本のスピーカーの間をマトリックス結線せずに使用するか(この場合、天板のユニットからは音は出ず、前面のユニットのみ音が出る)、下図のようにジャンパ線(アコリバの5N楕円単線、お付けします。)を付けた状態でお使いください。※なお、上写真ではマトリックス再生用ターミナルと下の赤いターミナルとがジャンパ線で結線されてますが、これは間違いで、正しくは下図のようにマトリックス再生用ターミナルと下の黒いターミナルとを結線してください。
なお、マトリックス再生は、手軽にサラウンド効果が得られる面白い再生方法なのですが、特殊な配線のため、アンプに負担がかかること、アンプの種類によってその効果に差異がある事、またバランスタイプのアンプでマトリックス再生をするとアンプが壊れる危険性があることから、マトリックス再生をやった事ある方以外には、あまりおすすめできません。なので、通常のステレオスピーカー、あるいはマルチチャンネルのフロント用、あるいはリア用として使うのが無難でしょう。なお、マトリックス再生について深く知りたい人は、長岡鉄男先生の書籍などを読んでください。
スピーカーの上部。非マトリックス動作時には前面ユニット、天板ユニットともに通常のフルレンジ動作をします。マトリックス動作時には、前面ユニットは通常のフルレンジ動作し、天板ユニットはマトリックス動作します。マトリックス動作用ユニットを天板に付けているので、差信号は天井方向に一旦拡散したあと、天井方向からリスナーに向かって高域成分が降りそそぎます。これで部屋全体が音で満たされるようなサラウンド効果が体感出来ます。
天板の状態。FE87Eは無傷です。経年による埃等はあります(できるだけ取り除きましたが)。新品に比べたら、多少のコーン紙の色変化などがあるかもしれませんが、見た目は奇麗です。
前面ユニットFE127Eは、ご覧の通り、片側は無傷ですが、もう片側のコーン紙が凹んでます。上記凹みにともない、その近辺のダンパーの形状も少し崩れています。再生には特に支障はないようですが、気になる人は新品を買って交換してください。FE127Eは現行ユニットなので、コイズミ無線等で(4,000円以内だったか)で入手できます。
センタースピーカー。FE87Eを2本使用。板材は15mmラワン合板。
センタースピーカー。丸孔はバスレフポート。
スピーカーケーブルをおまけでお付けします。センタースピーカーの梱包物に一緒に入れました。なお、端末は黒ずんでいるので、剥き直して使ってください。

 オーディオテクニカAT 6139 OFCスピーカーケーブル(2.9m)×2本 フロントスピーカー用。
 オーディオテクニカAT 6137 OFCセンタースピーカーケーブル(4.7m)×1本 センタースピーカー用。
 オーディオテクニカAT 6137OFCケーブル×1本(7m)マトリックス配線用。3本のケーブルを繋ぎ足して造ったケーブルなので、途中にハンダ付け箇所が2カ所あり。

この放出品その8は、3梱包にしてあります。ユニットには、段ボールで蓋をしたうえで、ピチプチと段ボールで厳重に包んでます。大きさから(3辺計160cm超)、発送便はクロネコヤマトのヤマト便の送料着払い便を用いる予定です。なお、ヤマト便は着日時の指定が出来ません。到着には、発送からおおよそ2日かかります。料金の目安は、いままでの経験上、関東近縁で4000円前後ではないかと思われますが、はっきりした送料は、発送時に判明しますので、譲渡する方には発送後、メールで送料(伝票番号、おおよその着予定日なども)を連絡します。

以上、放出品その8「オーディオみじんこ自作スピーカー(スリムトールボーイスピーカー&センタースピーカー)」の紹介でした。

放出品その9
ソニーMDデッキ
MDS-JA30ES動作難ありジャンク品
譲渡額 3,000円(送料別)
MDS-JA30ESは、MDがオーディオ的(音質的に)に満足すべき域に達した記念すべきMDデッキです。この個体は、私が愛用し、その後、友人に譲ったMDデッキです。私のサイト上ではオーディオみじんこ/わが愛しのオーディオコンポーネント/MDデッキSONY MDS-JA30ESで紹介しています。
ご覧の通り電源は入りますし、トレイの開閉も問題ないですが、数ヶ月ほど前からディスクを入れても再生および録音ができなくなったようです。徐々にそうなっていったらしいので、たぶん、ピックアップ部分の消耗と思われます。入手された方は、ソニーに修理依頼してください。今はどうか分りませんが、ソニーは、故障の程度に関わらず、修理料金の定額制を取っております。たぶんこの手のデッキは、12000〜15000円程度の修理代だと思われます。私の方では調べてませんので、気になる人はソニーのサービスセンターなどに問い合わせてください。
ソニー修理に関する問い合わせサイト
http://www.sony.jp/support/repair_all.html
http://www.sony.jp/support/inquiry_mail_k04.html
付属品はリモコンと説明書です。ケーブルは付属しません。電源ケーブルは直出しです。
ディスプレイは生きてます。
トレイも開閉します。MDでは珍しいトレイローディング方式です。(通常はスロットローディング)
背面端子。コアキシャル端子(同軸端子)がややぐらついてますが、これは私が使っていたときからそうでしたので、故障してないとは思います。確証はありませんが。
天板前面は、汚れあり。これは私が使用していた当時、天板に鉛シートを載せようとして、不用意に鉛シートを引きずったときについた跡です。
同じく天板前面の汚れ。
ボタンおよびノブの染み。
ノブの染み。おおまかな染みや傷は以上ですが、その他、さらに細かくみると、経年による使用感は全体的にあると思います。

上記MDデッキを、入手された方が修理されると言う事を前提の上で、ジャンク品として3,000円にて譲渡します。なお、入手後、ソニーに頼めばたぶん直るとは思うのですが、万が一直らないというリスクもありますので、その点を承知の上で、欲しい方はご連絡ください。

以上、MDS-JA30ESジャンク品のご紹介でした。