オーディオみじんこ
オーディオイベントレポート
「2004東京インターナショナルオーディオショウ」

開催日:2004年9月24〜26日 開催場所:東京国際フォーラム

今秋はオーディオショウがほぼ同日に重なって開催されている。例年、秋はオーディオショウ花盛りなのだが、こんなに重なったら、訪れる方は大変だ。まぁ、地方から見に来ている人にとっては、まとめて来場できるから便利なのかもしれないが。
まず、ここで紹介する2004東京インターナショナルオーディオショウ。2004年9月24日〜26日に開催された国内最大級の展示会だ。輸入オーディオ協議会が主催している。この展示会には毎年30 近いディーラーが出展。大部分がディーラー毎に部屋が区分けされているので、各ディーラーは大音量でのデモを常時行なえる。ティアックエソテリックカンパニーやデノンラボなどの国産メーカーも出展しているが、どちらかというと輸入商社の勢力が強い。これは同ショウの前身が、輸入オーディオショウだったことに起因してるのだろう。
さらに第三回ハイエンドショウトウキョウも同じ日程で開かれた。インターナショナルオーディオショウの会場である東京国際フォーラムから徒歩5分の有楽町交通会館でハイエンドショウトウキョウは開催されている。ハイエンドショウトウキョウは国内の小規模なオーディオメーカーが参加している。大きく4部屋に分かれ、各部屋に数ブランドが同居する形になっている。よって、試聴は各メーカーが順繰りにおこなわざるを得ない。逆にいうと、同じフロアのメーカー同士が協調しあって展示試聴をしているので、アットホームな雰囲気が感じられる。各メーカーの展示スペースは小さく、インターナショナルオーディオショウに比べると来場者も少ないのだが、これはこれで意義のある展示会だと思う。
9月22日〜25日の4日間、横浜で開かれたのはAVフェスタ2004だ。これはパシフィコ横浜と言う巨大な展示会場を借り切って行なわれる大規模なオーディオビジュアル製品の展示会。名前の通りピュアオーディオだけでなくAV関連の出展も盛ん。メイン会場にはソニー、ヤマハ、パイオニア、ケンウッド、ビクター、パナソニック、デノンといった国内大手メーカーが大面積のブースを展開、それを取り囲むように国内外の中小メーカーがブースを設けている。フォステクスなど、個別の部屋を与えられている出展社もある。AVフェスタにはオーディオアクセサリーメーカーやディーラーが多数出展している一角がある。アクセサリー好きな私としては、この一角が一番楽しみなのである。カーオーディオメーカーの展示エリアもある。それにしても、今年のAVフェスタはなぜインターナショナルオーディオショウと重なる日程で開催されたのだろう?昨年のAVフェスタ2003はインターナショナルオーディオショウから1ヵ月遅れの10月下旬に開催されたのだが。AVフェスタとハイエンドショウにダブって参加しているメーカーも幾つか見受けられる。ふたつの展示会を掛け持ちで参加するなんて、なかなか大変だと思うのだが。
さらに、9月25〜26日の2日間、秋葉原の損保会館では第10回真空管オーディオフェアも開催された。こちらも訪問したので、追ってレポートすることにする。まずは、2004東京インターナショナルオーディオショウを各階毎に紹介していこう。雰囲気だけでも味わっていただければと思う。
ガラス棟4階
ガラス棟5階
ガラス棟6階
D棟
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