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レコードプレーヤー:ヤマハ GT-2000L改
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YAMAHA GT-2000L改 トーンアームYA-39
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YAMAHA GT-2000L改全体像

2006.03.18公開!
このページではGT-2000L改最終バージョンの全体像を紹介しよう。
みじんこオーディオラックの最上部に載せられたGT-2000L改。ラックの寸法はW600 D450。このラック寸法に合わせるため、オリジナルのGT-2000Lキャビネットに板を接着。最外装をウォールナットの無垢板シートで覆った。塗装はオーディオラックと同じ塗装。ラックとの一体感を得ている。あたかも、元からこの大きさのキャビネットであったかのような仕上がりとなっている。
重量は29kg。オリジナルから1kg増加している。オリジナルに装備されていたゴム製インシュレーターはラックへの設置上、見た目にそぐわないので廃止。埃除けの上部透明カバーは、見た目の問題と、ハウリングの防止を目的として取り外した。使わない時にはシートを被せておけば良い。
GT-2000L改最終バージョンを正面から望む。キャビネットの寸法増加は、ラックに合わせるという目的以外に、キャビネットの剛性強化による音質向上を狙っている。オリジナルより、ハウリングマージンも向上している。
GT-2000L改最終バージョンを左横から。側面を見てもらうと、前パネル部分に追加した板の厚みが分ると思う。側面にて、微妙に色が違っている箇所がそれ。21mm厚シナ合板2枚と、15mm厚シナ合板1枚を積層。計57mmの奥行き寸法増加を図った。逆算すると、オリジナルのGT-2000Lキャビネット奥行き寸法は450mm-57mm=393mm。
GT-2000L改最終バージョンを斜め上から。
GT-2000L改最終バージョンを横から。ラック内部に愛機PASS ALEPH-Lが顔を覗かせている。
GT-2000L改最終バージョンを斜め後ろから。
GT-2000L改最終バージョンを後ろから。GT-2000Lの電源ケーブルは、ラック最下段に設けたキャスター部内蔵電源ボックスに繋げられている。
GT-2000L改最終バージョンを上方から。ターンテーブルは33mm厚のアルミ。外周部にお椀状の凹みがある。私はやっていないが、この凹みにガラス粒や鉛粒などを流し込んでやると、防振効果が得られたりするかな。
GT-2000L改のターンテーブル部分。GT-2000シリーズに詳しい方なら、おや?っと思うかもしれない。そう、これはGT-2000標準装備のターンテーブルシートではない。キムラ無線で購入したターンテーブルシートである。メーカー名は忘れた。GT-2000標準ターンテーブルシートは、GT-2000ターンテーブルの外周にある凹み部分まで覆っている。標準ターンテーブルシートでも悪い事は無いのだが、格別良い事も無い。レコード再生はシートの影響が大きい。GT-2000シリーズの場合、付属シートを外して、ターンテーブル直置きにした方が、再生音に切れが増す。それに、標準ターンテーブルシートは、ターンテーブル上面を覆い隠してしまっており、見てくれも悪い。GT-2000ならではの重厚なターンテーブル、これを目で楽しむには、標準ターンテーブルシートは邪魔なのだ。

なお、私はY31プロジェクトの砲金性ターンテーブルも愛用しているが、それは現在ノッティンガムのスペースデッキに用いている。

GT-2000L改を横から。うーん、勇ましいなぁ。キャビネットの高さは140mm。140mmという寸法は、みじんこオーディオシステムの高さに合わせて算出したもの。GT-2000Xに匹敵する厚みだ。
GT-2000L改を真正面から。幅は600mm。みじんこオーディオラックに合わせた寸法である。なお、これら一連の写真では、キャビネットが薄黒く見えるが、これは室内の光量と、カメラの露出の問題。撮影後になって気づいたのだが、もう少し絞りをきつめにしておけば良かった。暗めの部屋では、ほぼ真っ黒に見える。
ターンテーブルシートを外した状態。つまり、すっぴん状態のターンテーブルである。ターンテーブルの最外直径は370mm。かなり大きめのターンテーブルである。重厚な積層キャビネットと巨大なターンテーブル、これがGT-2000の音を決定づけている。
似たような写真をもう一枚。先の写真では回転数表示ランプが外されていたが、こちらの写真は、装着した状態。
回転数表示ランプはププラスチック製。ミニピンジャックにて本体と接続。簡単に脱着出来る。
このGT-2000Lはオーディオユニオン吉祥寺店で2003年に購入。中古入手であり、入手時点ですでに年相応の擦り傷があった。ま、実用上問題ないので、細かい事には目を瞑ろう。
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