オーディオみじんこ/放出品その7

オーディオみじんこ
AUDIO MIJINKO
2007.04.30AM2:38公開!

オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出第三弾

 こんばんは、みじんこです。オーディオみじんこシステム再構築にともなう最後の放出第三弾を公開します。これが、今回の主旨にともなう手持ち品の放出の最後となります。(たぶん)

譲渡略称:放出品その7
譲渡価格:50,000円(送料別)
譲渡内容:
 オーディオラック(ラックユニット×2+電源ボックス内蔵ベースユニット×1)
 シルク綿×一塊
 御影石オーディオボード×1枚
 オーディオスパイダーシート×1巻き
 タオックインシュレーターTITE-27×4個
発送方法:クロネコヤマトのヤマト便、あるいは同宅急便。梱包個数は3個口になる予定。
連絡方法:メール。このページの最後の方に詳細を記載しています。

今回新しいオーディオラックが完成したので、最後まで使っていたこのオーディオラックを手放します。
昨年秋、ヤフーオークションにて2組(ベースユニット+ラック3段)を処分しましたが、実はまだ今回放出するラックが1組残っておりました。この度、これを当サイトをご覧いただいている方々の中で、欲しい方に50,000円で譲渡することにします。興味のある方は以下をご覧下さい。なお、以前、ヤフオクにて放出した際に、参考としてアップしたページを紹介しておきます。

このオーディオラックは私の自作品で、故長岡鉄男先生の積み上げ式ラックを私なりにアレンジしたものです。長きにわたり私のオーディオシステムで使用してきたものですが、この度、オーディオシステムの一新にともない、このラックも手放す事にしました。使い易いようにラック2段とキャスター付きベースユニット(最下部の移動式台座)の計3ユニットをセットでご提供します。 このラックの幅は600mm、奥行き450mm(電源ボックス部分を含めると奥行き455mm)。写真状態での総高は650mm。数ミリの誤差はご容赦ください。

次に、ラック格段の寸法をご紹介します。
上段ラックユニット 外寸 W600 D450 H260/内寸 W520 D450 H218
下段ラックユニット 外寸 W600 D450 H260/内寸 W520 D450 H218
キャスター付きベースユニット W600 D455 H130/隠し扉内の寸法 W約358 D約358 H約58

このように、上段と下段は同じ寸法です。このラックはご覧のように2段構成です。お勧めのセッティングとしては、例えば、下段にプリメインアンプ、上段にCDプレーヤーを設置し、ラック最上部にはレコードプレーヤーやトップローディング式CDプレーヤーなどを設置するのがよいでしょう。つまり、各段に1台づつコンポを設置すると想定した場合、最上部を含めると、計3台の機器を設置できることになります。むろん、DVDプレーヤーやDVDレコーダー、AVアンプ、テレビをセッティングするのでもよいでしょう。なお、ラック内の内寸は上記のように218mmなので、アンプは180mm以下の高さのものとしてください。例えばデノンのPMA-S102とかがぎりぎりかと思います。できれば、高さ170mm以下のアンプが無難です。でないと、放熱に問題が生じ、アンプに熱がこもって故障の原因になります。
使いこなしのコツとして、最上部の天板に、天板と同じW600 D450 (厚みは任意)の黒御影石を載せるとよいでしょう。御影石の上に置いた機器の音質向上も図れるとともに、重量が増す事で、ラックがより安定します。上記寸法としたのは、見た目に統一感が得られるからです。この寸法の黒御影石は、石匠運慶オーディオムカイなどのオーディオボード専門店でネット購入できます。黒御影石としたのは、この黒いオーディオラックと見た目にマッチングするからです。

このラックはキャスター付きなので、自在に移動させる事が出来ます。しっかりしたキャスターを使っていますので、音質への悪影響はあまり気にしなくてよいでしょう。ただし、底面で設置しているわけではないので、床の状態によっては少しぐらつきがあるかもしれません。機器を設置すれば安定します。また、このラックは上述したようにラックユニットとベースユニットは積み上げているだけなので、それぞれを外したり、自在に組み替えたり出来ます。ちなみに、ラックの製作金額を本出品セット分に換算した場合、板材約3万円、内蔵電源ボックス約2万円、接着剤+塗料+釘+キャスターなどの部材で約2万円、計7万円程度掛かっています。細かい材料を含めると、実際にはもっと掛かっているかもしれません。
ラック背面。ラックシステムの背面状態。ベースユニット背面には電源ボックスを搭載しています。この電源ボックス部は、4mm厚SUS304ステンレス板をレーザー加工にて穴開け、UL規格コンセント(アメリカン電気7110GD)を3個搭載し、ベースユニットにネジ留め固定したものです。この電源ボックスプレートの製作過程はオリジナルケース使用自作電源ボックスのページ下の方に詳しく掲載してます。
ラックに使用した板材は21mm厚シナ合板です。上下板は21mm厚1枚で構成、縦方向、つまり側板は21mmを2枚重ねとして42mm厚としています。この設計は長岡式ラックの基本構成そのものです。ラック自体は簡単な構造ですが、かなり頑丈です。ベースユニットの設計は私の完全オリジナルです。なお、板材の断面はヒノキ薄板とシナテープを貼付けて仕上げています。なお、このラックは、自作品であり、かつ私が長年にわたり使用していたので、ご覧のように美品と言う状態ではありません。今回の放出に際し、全体を塗装し直しましたが、ラック内はご覧のように使用感があります。また、工作上のズレや傷等もありますが、それは後述にて紹介します。
なお、ベースユニットに内蔵されている電源ボックスは6個口なので、機器への電源供給口として十分な個口数を装備しています。市販5万程度の電源ボックスに勝るとも劣らない音質を有してます。電源ボックスとラックが同時に手に入りますから、けっこうお得かとは思います。制作方法は、まず、4mm厚の極厚ステンレス板をレーザー加工にてカット(業者に委託)し、ネジ孔を開け、表面を鏡面になるまで研磨した後、コンセントを取り付けました。
ステンレスは硬度が高く、極めてハイスピードで解像度に優れた音質が得られます。数年前、この電源ボックス部を単体の電源ボックスとして製作し、それらを希望者にしたことがあります。導入された方々の感想をこちらにまとめてありますので、音質的にどんなものか興味のある方はご覧下さい。
コンセントを交換したい場合、まずはベース本体との結合用ネジ10個を外してベースユニットから電源ボックス部を取り外します。次いでコンセントにある内部配線固定ネジを緩めてコンセントから内部配線を抜き、さらにコンセント固定ネジを3個外してやればコンセントを外す事が出来ます。
コンセントにはアメリカン電気7110GDを使用。コンセントはアメリカン電気7110GDを使用。フラット基調のハイCPコンセントです。同コンセントについてはコンセントの比較試聴に音質傾向を掲載しています。ネジはネジ専門店で特別に取り寄せてもらったステンレス製皿ネジを使用。コンセント中央部を留めるヘソネジはM3.5、その他ネジはM4ネジを使用。コンセントは3カ所留めを採用。これは市販品ではなかなか採用出来ない贅沢な固定方法です。ヘソネジを含めた3点固定は音質面に優れた固定手法です。裏面のネジ留めはステンレスワッシャーとステンレスナットで固定。私のシステムへの電源供給の要なので、手抜きは一切無し。音質に最も有利な方法を考えうる限り盛り込んでいます。
お好きなコンセントがあれば、ご自身でネジを外して、コンセントを交換してもよいでしょう。IECインレットには、最も優れた音質を有するオヤイデ電気のIEC 320INLETを使用しています。IEC 320INLETの音質傾向に関してはIEC320インレットの比較試聴をご参照ください。
なお、この電源ボックス部の真ん中、ちょうど上の写真に映っている箇所に関して、ステンレス板への孔開け工作時の失敗(ねじ切りタップが折れて抜けなくなった)で、その失敗箇所をハンダで塞いでいます。ただ、コンセントは残り2カ所のネジで強固に取り付けられていますから、ぐらつく事は無く、実用上は問題ありません。
遅ればせながら紹介しますが、今回の放出品ラックは、上の写真にあるみじんこオーディオシステムで使われていたオーディオラックと同じくして設計制作したものを放出するものです。いままで、私のサイトでは、ベースユニットは2台しか紹介していませんでしたが、実は3台制作しており、またラックユニット部も上記システムに映っているもの以外に何台か制作しており、それらは別室に設置し、予備用の機器の収納ラックなどとして使っていました。
左はラックユニットの角部分の剥がれ。今回、ヤスリ掛けと再塗装で目立たないようにしてます。この面を裏側にして使えば目につく事はありません。
右は電源ボックス部のステンレスプレートの取り付けのズレ。写真では分りにくいですが、1mmほどベースユニット天板部分からはみ出ています。実用上問題はありませんが、上にラックユニットを載せる際は、このズレにラックユニットが引っかからないよう載せてください。
右はベースユニットの側面です。キャスターが取り付けられている箇所には、ベースユニットの完成後、しばらくして9mm厚の板を継ぎ足し(前面の隠し蓋が開き易いように高さを水増しした)ており、その板が1mmほど外側にはみ出ています。使用に際しては問題ありません。
右写真のように、ベースユニット側面には、孔をあけ、隠し扉内部にコード類を通せるようにしてあります。
ベースユニットの前面は隠し扉になっていて、扉を開けると収納スペースがあります。私はここにコピーガードキャンセラーを設置したり、アクセサリー類を収納したりしていました。外見からはここに収納スペースがあるようには見えません。
ベースユニットの隠し扉を締めた状態が左で、開けた状態が右。
左はラックをばらした状態。
今回、おまけを4品目お付けします。1つ目のおまけは、右写真の御影石オーディオボードです。なかなか効果的なボードなのですが、私の新オーディオラックではボードも自作したので、御影石オーディオボードを手放す事にしました。
お付けする御影石オーディオボードは、オーディオムカイの御影石ボードで、私が長年愛用してきたものです。大きさはW480 D430 H15です。このボードを使用することによって、音の締まり感や解像度が向上します。なお、ご覧のように、上面にはスパイクを引きずった跡が付いています。御影石が削れたわけではないのですが、水拭きしても取れません。上に機器を設置すれば見えなくなるので問題ないでしょう。
このボードの裏には、セロテープで防振シートを貼付けています。この防振シートはキタリヤというメーカーの滑り留めシートで、福田先生推奨の品です。これをボードの下に敷くと、ボードへの振動伝播が抑制され、不思議とS/Nが向上します。
右はさらにおまけとしてお付けする3品です。

2つ目のおまけは、シルクの綿です。右写真の白い物体です。シルクの綿は電磁波吸収効果があるようです。例えば、電源プラグの周囲にフワフワと巻き付けると、電源から発せられるノイズ成分が濾過され、けっこうな音質向上効果がありました。シルク綿の音質向上効果については、旬の音本舗福田屋アコースティックリバイブ製品試聴会に記載しているピュアシルクアブソーバーPSA-100の項をお読みいただければよろしいかと思います。なお、お付けするシルク綿はPSA-100と同様の効果が得られる、私がシルク専門店で購入したシルク綿です。

3つ目のおまけは、オーディオスパイダーシートという防振シート(未使用)です。最近、似たようなシートを大量購入したので、オーディオスパイダーシートを手放します。保管時に、少しへしゃげましたが、問題なく使えます。シート寸法は、400×1100×0.5tです。これは先に紹介したキタリヤのシートを、パシフィックオーディオがオーディオ用シートとして販売しているものです。実売1800円くらいです。ラックユニットを積み重ねる際、このシートを挟むと音質向上が図れます。シートを二分割して400×550のシート2枚とし、1枚をベースユニットと下段ラックユニットとの間に、もう1枚を上段ラックユニットと上段ラックユニットとの間に挟むと良いでしょう。これで、ラックユニット同士の振動の伝播が抑制され、音質が向上します。

4つ目のおまけは、タオックの鋳鉄製インシュレーターTITE-27です。私はこのTITEシリーズのインシュレーターが好きで多数保有していますが、手持ち品を減らすために、1セット(4個)をおまけとしてお付けします。

TITE-27は、外径70mm高さ20mmのインシュレーターで、ずっしりと重いです。たしか4個セットで定価8,000円くらいのものだったと思います。TITE-27はロングセラーのインシュレーターで、その効果はけっこうはっきりしています。具体的には、立ち上がり感の向上、低域の押し出しが向上するなどです。お使いの機器の付属インシュレーターを取り外し、付属インシュレーターを留めていたネジを用いてTITE-27をネジ留めしてください。
右写真は御影石ボードとTITE-27をラック内に置いてみた様子です。どれをどの機器に使うかは、試行錯誤してください。それもオーディオの楽しみと言う事で。
今回お付けするおまけによって、かなりのレベルの音質向上対策を図れます。
以上、放出品その7の紹介でした。

上記でご紹介した放出品その7をご要望の方は、みじんこへのメールにてメールをお送りください。先着優先1名様に50,000円にて譲渡いたします。上記記載のオーディオラックに4品目のおまけを付けて1セットとして譲渡します。ばらばらでの譲渡はいたしません。

メールには、以下の項目を書いてください。

メールの題名:放出品譲渡希望 放出品その7
メールの必須内容:1.氏名 2.緊急連絡用の電話番号

住所、その他ご要望などの細かい事に関しては、私から先着のメール返信があってから連絡先をお知らせいただいても構いません。オークションではないので、第一弾と同じく、私の下記譲渡額が譲渡額となります。譲渡額は当方指定銀行口座に振り込み。振込確認後の翌日あるいは翌々日に発送とします。(指定日あればそれに応じます。)送料はご負担ください。クロネコヤマト宅急便送料着払い便で発送いたします。なお、先着者にメールを(できるだけ当日中に)返信し、振込口座などをご連絡します。

希望者があり次第、オーディオみじんこトップページにて、できるだけ迅速にお知らせします。その際、メールでお伝えいただいた氏名のイニシャル(山田太郎様ならYT様という風に)と、いただいたメールの着信時刻を公表します。

先着でなかった方に関しては、誠に申し訳ございませんが、私からの連絡がないかもしれません。(手が追いつかず、先週の放出品の次点者の方々にまだご返信できずにいます。この場を借りてお詫び申し上げます。)