オーディオみじんこ/積み上げ式オーディオラック+電源ボックス内蔵キャスター詳細説明

オーディオみじんこ
AUDIO MIJINKO
2006.11.10公開!
ヤフーオークション出品追加写真掲載ページ
積み上げ式オーディオラック+キャスター付き電源ボックス内蔵ベースユニット

ここでは「積み上げ式自作オーディオラック+キャスター付き電源ボックス内蔵ベースユニット」の追加写真を掲載しています。ヤフーオークション出品ページはこちら。先日終了したページはこちら

このオーディオラックは私の自作品で、故長岡鉄男先生の積み上げ式ラックを私なりにアレンジしたものです。長きにわたり私のオーディオシステムで使用してきたものですが、この度、オーディオシステムの一新にともない、このラックも手放す事にしました。使い易いようにラック3段とキャスター付きベースユニット(最下部の移動式台座)の計4ユニットをセットでご提供します。

キャスター付きなので、自在に移動させる事が出来ます。しっかりしたキャスターを使っていますので、音質への悪影響はほぼ考えなくてよいです。ラックユニットとベースユニットは積み上げているだけで、それぞれを外したり、自在に組み替えたり出来ます。このラックの耐荷重は200kg程度なので、重量級の機器を設置しても大丈夫です。(キャスター1個あたりの耐加重50kg×4個)キャスター4個のうち、前側2個はストッパー付きなので、動かないよう固定する事が出来ます。

このラックの幅は600mm、奥行き450mm(電源ボックス部分を含めると奥行き455mm)。写真状態での総高は890mm。数ミリの誤差はご容赦ください。

次に、ラック格段の寸法をご紹介します。
上段ラックユニット 外寸 W600 D450 H200/内寸 W520 D450 H158
中段ラックユニット 外寸 W600 D450 H260/内寸 W520 D450 H218
下段ラックユニット 外寸 W600 D450 H300/内寸 W520 D450 H258
キャスター付きベースユニット W600 D450 H130/隠し扉内の寸法 W約358 D約358 H約58

ラック内寸法からすると、下段にアンプをセッティングするのが良いでしょう。ちなみに、アンプの高さは放熱のことを鑑みると高さ180mmまでのものに留めておいた方が無難です。ラック最上部にはレコードプレーヤーやトップローディング式CDプレーヤーなどを設置することも考えられます。つまり、各段に1台づつコンポを設置すると想定した場合、最上部を含めると、計4台の機器を設置できることになります。なお、ベースユニットに内蔵されている電源ボックスは6個口なので、機器への電源供給口として十分な個口数を装備していると言えるでしょう。

ラックに使用した板材は21mm厚シナ合板です。上下板は21mm厚1枚で構成、縦方向、つまり側板は21mmを2枚重ねとして42mm厚としています。この設計は長岡式ラックの基本構成そのものです。ラック自体は簡単な構造ですが、かなり頑丈です。ベースユニットの設計は私の完全オリジナルです。なお、板材の断面はヒノキ薄板とシナテープを貼付けて仕上げています。

ラックの色は艶消し黒。正確に言うと、限りなく黒に近い茶色です。ほぼ黒と言っても差し支えないでしょう。塗装はオイルステインとラッカー黒スプレーを用いています。塗装する事で、見栄えはもちろんの事、板材にしまりが出て音質向上にも一役買っています。塗装は私の手塗りです。メーカー市販品のような均一でピカピカの仕上がりではありません。気になる方はご自身でお好きな色に塗り直してください。それと、ラック表面には打ち傷や凹みがそれなりにあります。私の愛用品ということでご容赦ください。

ちなみに、ラックの製作金額を本出品セット分に換算した場合、板材約4万円、内蔵電源ボックス約2万円、接着剤+塗料+釘+キャスターなどの部材で約2万円、計8万円程度掛かっています。

本出品物は上の写真にあるみじんこオーディオシステムで使われていたオーディオラックを分割して放出するものです。サンスイB2103が設置されているラックユニットが本出品物の下段ユニットで、ティアックVRDS-25xsやパイオニアDV-AX10が設置されているユニットが中段に該当し、パナソニックDMR-E10が設置されているユニットが上段に該当します。
これがベースユニットの隠し扉を開けた状態。収納スペースを設けている。私はここにコピーガードキャンセラーを設置したり、アクセサリー類を収納したりしていました。使い方は貴方次第。外見からはここに収納スペースがあるようには見えないので、銀行通帳など重要なものを納めておくのにも好都合かな。
これは下段ユニットの側面です。放熱用の穴を左右に各3カ所開けています。アンプの設置を想定しての事です。
ラックシステムの背面状態。ラックユニットは前後の区別無し。ベースユニット背面には電源ボックスを搭載しています。この電源ボックスは4mm厚SUS304ステンレス板をレーザー加工にて穴開け、UL規格コンセントを3個搭載し、ベースユニットにネジ留め固定したものです。この電源ボックスプレートの製作過程はオリジナルケース使用自作電源ボックスのページ下の方に詳しく掲載してます。
この設計も私の完全オリジナルで、本出品物最大の“売り”でもあります。電源ボックスの音質は市販5万以上の電源ボックスと互角に渡り合える優秀なものです。4mm厚もの極厚ステンレスプレートを使った電源ボックスは市販品では存在しません。ステンレスは硬度が高く、極めてハイスピードで解像度に優れた音質が得られます。以前、同品と同仕様で単体仕様に仕立てた電源ボックスを複数台製作し、希望者に領布したことがあります。導入された方々の感想をこちらにまとめてありますので、音質的にどんなものか興味のある方はご覧下さい。
なお、同電源ボックスへの電源供給口は3P式のIECインレット方式を採用。最も優れた音質を有するオヤイデ電気のIEC 320INLETを使用しています。IEC 320INLETの音質傾向に関してはIEC320インレットの比較試聴をご参照ください。
コンセントはアメリカン電気7110GDを使用。フラット基調のハイCPコンセントです。同コンセントについてはコンセントの比較試聴に音質傾向を掲載しています。
ネジはネジ専門店で特別に取り寄せてもらったステンレス製皿ネジを使用。コンセント中央部を留めるヘソネジはM3.5、その他ネジはM4ネジを使用。コンセントは3カ所留めを採用。これは市販品ではなかなか採用出来ない贅沢な固定方法です。ヘソネジを含めた3点固定は音質面に優れた固定手法です。裏面のネジ留めはステンレスワッシャーとステンレスナットで固定。私のシステムへの電源供給の要なので、手抜きは一切無し。音質に最も有利な方法を考えうる限り盛り込んでいます。
ステンレス板は片研磨と言われる鏡面仕上げのものを使用したので、鏡のように美しいです。ただ、経年使用による細かい傷などはあります。コンセントを交換したい場合、まずはベース本体との結合用ネジ10個を外し、次いでコンセントへの内部配線を緩め、コンセント固定ネジを3個外してやればコンセントを外す事が出来ます。
左上写真はユニットをばらした状態。発送は(上段+ベース)+中段+下段の計3梱包になると思います。
右写真はカバーを装着した状態。このカバーは子供のいたずら防止用に製作したのですが、希望者にはこのカバーもお付けします。なお、このカバーは板が若干反ったりしているので、それほど精度がよくありません。カバーはあくまでおまけとしてお考えください。

以上、積み上げ式オーディオラック+電源ボックス内蔵キャスター詳細説明でした。

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