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オーディオ聖地巡礼記2007年11月上旬

ここでは、みじんこの足で稼いだオーディオショップ巡礼記をお伝え。巡礼地は秋葉原を中心とした東京都内のオーディオショップ最新情報、みじんこの目に止まった新入荷のオーディオアクセサリーや珍品、名機と謳われた中古オーディオ機器の入荷状況をいち早くご紹介!みじんこがオーディオ店で見て聞いたオーディオ業界裏話も。

2007.11.12
ここ数か月のオーディオ店情報その3

こんばんは、みじんこです。昨日に続いてオーディオ店情報です。溜まり続けている巡礼記ネタをどんどんアップしていきます。

中野のフジヤエービック。CHORDのCodaが展示品処分。コンパクトなCD専用機だ。外見からして非常に趣味性の強いモデルだ。すでに売れているが、だいたいこのくらいの実売で売られているというご参考まで。CodaはBluの弟機で、パネルボタンが少なくなっている。逆にいうと、Bluの操作ボタンが多すぎたような。ま、このくらいの価格となると、SACDの好評モデルなども視野に入る訳で、Codaを選ぶというのは、同社のDAC64ユーザーとか、このスタイルが好きだとか、そういった押しがあってのことだろう。
秋葉原の中央通りの大交差点。交差点角にあった大きなビル(一階に喫煙スペースが入居していたこともあった。)が完全に取り壊された。隣接するヤマギワソフト館(2004年2月に火事になったことが記憶に新しい。)が丸見え。このヤマギワソフト館も8月に撤退し、改装してソフマップパソコン総合館に生まれ変わっている。秋葉原では、このようにビルの解体、再編が急速に進んでいる。
8月19日日曜日の秋葉原、中央通りの歩行者天国の様子。あー、ずいぶん古いネタですいません。ま、家電店は生き残りに必死で、老舗店がどんどん閉店しているのだが、街自体はこのように賑わいでいる訳です。萌え系アイドルのプチイベントやバンド演奏などがあちらこちらでやってます。特ににぎやかなのは、ドンキホーテの周辺かな。AKB48(昔はもっと数が少なかったような気がするが、今は48人構成ということか。)の本拠ビルだから、ドンキホーテの周辺がおのずと賑わうのだろう。
夜もにぎやかな秋葉原駅前。イルミネーションが奇麗ですな。この明かりが途絶えないよう、切に願いますです、はい。それにしても、秋葉原デパート(写真右の総武線高架下の駅ビル。)は一体何に生まれ変わるのだろう。改装工事をしている風にも見えないし。
テレオンサウンド110(テレオン第2店)の3階アクセサリーフロア。話題のゾノトーン(Zonotone)のスピーカーケーブル7NSP-Grandio10切り売りが入荷。定価19950円/m。実売は1万5千円/m程度。完成品でこのくらい太いケーブルはたくさんあるが、これを切り売りで出してしまうとは、なんともすごい。直径は22mm。同ケーブルは8.1スケアの2芯構造だが、実際には複雑な被服構造を有していて、ケーブル端末処理には一苦労しそうだ。導体は7N銅、OFC、PCOCCなどを巧みにブレンド。オルトフォンで長年ケーブル開発をされていた前園さんならではのノウハウが、このケーブルに詰め込まれている。

ゾノトーンは今年最も注目されたケーブルブランドといってもさしつかえないだろう。ゾノトーン代表者の前園さんは、オルトフォンの社長を長年やってこられた、まさにオルトフォンジャパンの顔的な存在であったが、オルトフォン本社との摩擦があったとか、なんとかで(あくまでうわさ。)、オルトフォンを一昨年退社。今春、ご自身でゾノトーンブランドを立ち上げられた。トライオードが商社としてついているので流通は円滑。秋葉原のオーディオ店の多くにゾノトーンのケーブルが入荷している。

コイズミ無線本店。FOSTEXの純マグネシウムツイーターT250Dが入荷。定価24800円/台、実売はご覧の通り。写真値札の左側にある銀色のコーンが搭載されたユニットだ。ツイーターとしては異例ともいえる90mm径フェライトマグネット3枚重ね!超強力だ。だから、バッフル取り付け型にも関わらず、奥行きが80.9mmもある。クラス的にはFT48Dの上位にあたるのだろうが、純マグネシウム振動板搭載からして、従来品とは一線を画する製品であるともいえる。フレームは真円ではなく、三面を弓形にカットしている。これはウーハーとの距離をできるだけ狭めるための配慮からだ。個人的にはフレームは真円にしてほしかった(見た目的にね)。
同店奥の試聴エリア。けったいなスピーカーが置かれていた。合板を積層した曲面構成のこのスピーカー、正体はよくわからず、売り物かどうかも不明。ユニットが搭載されているであろう部分は斜め上方を向いている。なんとも奇妙なスピーカーだ。音は聴いていないのだが、どんな鳴り方をするのか興味のあるところ。同店にはときどきこのような実験的なスピーカーが陳列されていたりする。
さきほどの試聴エリアの隅には、D-103エスカルゴの音道を少し違えたバージョンが何ペアか転がっていた。ユニットはFE103Eと思われる。エスカルゴはこう見えても、バックロードスピーカーである。音道が巻貝のように渦巻き状に形成されているので、エスカルゴというペットネームがついている。

余談だが、1998年の長岡鉄男先生を講師に迎えた第一回長岡鉄男設計自作スピーカーチャリティオークションで、エスカルゴの兄機であるD-103アンモナイトを試聴させてもらった。そのとき長岡先生の「これ、良く鳴るでしょ!」というあっけらかんとしたコメントが、妙に印象に残っている。たしかに、何の障壁もなく、スパーンと解き放たれた音は、好感度大だった。

秋葉原駅近くの中央通り沿い、ロケット5号館、ついに閉店。今まで垂れ幕や看板に覆われていて分からなかったが、こんなにぼろいビルだったんだ。ロケットは秋葉原の老舗中堅家電店で、秋葉原を中心に関東近縁に数十店舗展開していた。特に、総武線高架下のアマチュア無線本館(現在も営業中。)は、アマチュア無線マニアには馴染みの店であったようだ。堅調にみえたロケットだったが、1990年代後半から業績不振が続き、2000年に民事再生法申請。その後も、再生を期して営業を続けていたが、店舗数は縮小の一途。上写真の5号館は、ロケット本店(秋葉原ワシントンホテル前にあったビル。たしか2005年ごろに閉店したと記憶している。)が閉店した際に、ロケットの生命線ともいえるAV(アダルトビデオの方)部門がそっくり5号館に移転。秋葉原最安AVソフト店の威厳を保っていたが、それもついに過去のものとなったわけだ(同店にその自覚があったかは知らんが、新品AVソフトが秋葉原最安だったことは事実である。)。
8月下旬の秋葉原電気改札口の様子。
9月初旬の秋葉原電気改札口の様子。まんだらけの看板も秋の装いに。なんだかオーディオネタからずいぶんと外れた今回の巡礼記だが、今日はこれまで。さぁ、次は9月以降のネタをどどっとアップします。
2007.11.11
ここ数か月のオーディオ店情報その2

こんばんは、お久しぶりのみじんこです。ずいぶんとまたもやひさしぶりの更新です。しかもネタが古いです。ご勘弁を。

オーディオユニオンお茶の水店3階。エソテリックの新型マスタークロックジェネレーターG-03X,G-0Rb。G-0RbはG-0sの後継機。G-03XはG-25Uの後継機。旧モデルより洗練されたデザインになった。むろん、内容もグレードアップされているようだが、詳しくはG−0Rbは100万超えなので、高値の華だが、G-03Xなら物欲も湧こうというもの。ま、私はクロック入力できるようなCDPを使ってないので、いまはマスタークロックジェネレーターは関係ない。けど、今後の中期的な予定では、UX-1あたりを入手したいと思っているので、そうなればG-03Xを組み合わせてみたいなぁと空想している。マスタークロックジェネレーターってなんじゃらほい?という人は、各製品の製品情報を見るなり、検索するなりすれば、色々と情報を得ることが出来るだろう。

機器の動作のタイミングを制御するための制御信号(マスタークロック)は、従来、CDプレーヤーなどに内蔵されており、その精度は十分といえば十分なのだが、これをより高精度にすると音質が向上するというので、ハイエンドマニアを中心にマスタークロックジェネレーターに注目が集まっている。

マスタークロックジェネレーターは、複数のデジタル機器を使用するレコーディング現場などで、機器同士のデータのやり取りを高精度に行うために使用されている機器であるが、これをオーディオマニア向けに製品化したものが、上記写真のようなハイファイコンポーネントとしてのマスタークロックジェネレーターである。

オーディオ業界の中でも、マスタークロックの精度が音質の善し悪しに影響するというのは、ずいぶん前から話題になっていた。これを解決すべく、機器内部のマスタークロックを交換するというサービスも、デンテックやロビン企画をはじめとした様々なオーディオショップが行っている。マスタークロックジェネレーターは、機器内部のクロックを交換するのではなく、高精度のマスタークロックをCDプレーヤーに送り込んでクロックの精度を高めるための装置である。マスタークロックジェネレーターをデジタルケーブルでCDプレーヤー(SACDプレーヤー、ユニバーサル)につなぐと、飛躍的に音質が向上する・・・らしい。私は純粋に有る無しで比較したことないんで、どれほどの向上が得られるのか、わからんが。

オーディオユニオンお茶の水店4階アクセサリー館。タオックHST-40とHST-50中古。現時点ですでに完売しているのであくまで参考まで。HSTシリーズのスピーカースタンドは、10年以上の長きにわたりスピーカースタンドの定番商品として君臨してきたが、いつ頃だったか、たぶん2−3年前に生産終了となった。長岡鉄男先生が太鼓判を押したスタンドであり、みるからに質実剛健な風貌から、現在でも中古市場で人気がある。

私も最近、スピーカースタンドを自作してみて思うに、スピーカースタンドというのは、一般に、天板と底板を支柱で接合した単純な構成であるがゆえ、素材の質が音質にもろに影響するということ。各社様々な素材を用いて、理想のスピーカースタンドを追求しているのである。個人的には、1−2本支柱より、3本以上の支柱を有したスピーカースタンドが、スピーカーの安定設置には圧倒的に有利だと思う。1ー2本支柱の場合、ぐらつきが生じやすいし、ぐらつきが生じた場合に対処のしようがない。ただし、1−2本の場合でも、支柱の径が100mm以上の太さのスピーカースタンドは、ぐらつきが生じにくいようである。なお、スピーカースタンドを選ぶ際、支柱の内部に自前で砂などを充填出来るようにされていると、音質調整が微調整できて都合がよい。

東急ハンズ渋谷店素材コーナーのエレベーター付近。ハネナイトおよびソルボセインのデモンストレーションが行われていた。鋼材を各種素材に落下させて、その反発の度合いをデモンストレーションしているのだが、ハネナイト、ソルボセインともに比較例の天然ゴムより反発の度合いが小さい。まぁ、そういうデモンストレーションです。さて、これを見てハネナイト、ソルボセインを買っていく人たちは、一体何に使うのだろうか。やはりオーディオなのかなぁ。
東急ハンズ渋谷店最上階(たぶん7階)。JR東日本の駅表札のキーホルダーが売られている。かなりマニアックだ。
オーディオマニアとしては秋葉原のキーホルダーに目がいく。この日は買わなかったが、これはなかなかええですなぁ。かなりマイナーな駅も網羅されていたので、自分の住んでいる最寄り駅のキーホルダーなんかも、きっとあるんじゃないだろうか。写真には写していないが、東京メトロ、東京の私鉄沿線の駅のキーホルダーも売られている。気になる人は東急ハンズ渋谷店へ。
2007年8月。オノデンライフストア館が閉店。このオノデンのビルは古くから秋葉原の典型的な家電量販店として営業を続けていたのだが、人通りの少ない秋葉原の外れにあるためか来客は少なかった。それを払拭するためか、一昨年、このビルはヤマギワリビナ風のデザイン家電専門館に改装された。しかしながら、来客は伸び悩み、この度の閉店となったようだ。がんばったんだけどね、オノデン。

秋葉原は昨年頃から一挙に老舗店の閉店、ビル解体、不動産の再編が目立ち始めた。ヤマダ電機などの郊外型の大型家電量販店の台頭により、苦戦を強いられてきた秋葉原老舗の中小家電量販店は、2005年のヨドバシ秋葉原店の出店で致命的なダメージを受け、風前のともしびとなっていた。ただ、ここ1年あまりの急速な閉店ラッシュは異常なスピードである。私が思うに、これはなんらかの大きな資本が、秋葉原の用地を徹底的に買いあさっているのではないかとにらんでいる。昨今の萌えブームのおかげで、秋葉原はまさに狙い所。従来、渋谷や表参道近辺で盛んだった外資系をはじめとした不動産投資が、秋葉原にも飛び火したのだろう。

これから秋葉原がどうなっていくのかとても気がかりである。最近の老舗家電店の相次ぐ閉店を見ているのと、ほんと寂しくなる。あの雑居ビルがごった煮の秋葉原のよさがどんどん失われて、ガラス張りの巨大ビルが立ち並ぶ秋葉原となってしまうのか。一体どうなっているんだろう、5年後、10年後の秋葉原は。内々の話であるが、駅前のミツウロコビル(ラジオ会館のとなり)も近年中に解体されるらしく、店舗の立ち退きが始まっている。そうなると、同ビルに入居しているコイズミ無線本店とマイウェイ店はどこへ行くのだろうか。ラジオ会館は秋葉原の顔だから潰してほしくないが、隣接するミツウロコビルが解体されるとすると、ひょっとしたらラジオ会館も解体される日が来るのかもしれない。

テレオン第2店のとなりにある東洋計測器本店。計測器の老舗店舗として、ありとあらゆる電子機器の測定器を扱っている。計測器ランドという名称でも知られている。
同店の軒先には中古の測定器やPC関連の周辺機器が激安で売られていたりする。で、見かけたのはソニーの業務用モニター(つまりテレビチューナーなし)の名器プロフィールプロKX-21HV1だ。プロフィールプロの中では一番小さなモニターになるのかな。で、これがたった1万円だったのだ。同機は私も長年愛用してきたモニターで、画質のよさはぴか一、さすがはトリニトロンだと思わせるものがあったが、薄型テレビ全盛の現在では、たった1万円の価値しかないようだ。なお、この出物はすでに売れてしまっている。
ここから下、さかのぼって7月頃の秋葉原の様子。かなり古い情報を今頃のアップになってしまい、すいません。んでもって、オーディオとはまったく関係ないのだが、ラオックスにてUCCのエヴァンゲリオン缶が限定販売。整然と並んでいる様が美しいので目に留まった。
カートン単位でも販売されている。これぞ大人買い!しかし、カートン(30本)で衝動買いしても、担いでは持って帰るのは少々つらそうな。まぁ、以前、私はソニーのTA-FA5ES(20kgはあったような)や、TGメタルの大板の鉛板(2枚で30kg)を秋葉原から自宅まで担いで持って帰った事があったので、それに比べると軽いものだ。
アバック秋葉原店。昨年の秋、数百メートル離れた旧店舗から、上写真の新店舗に引っ越し。私は引っ越ししたとも知らずに、今年はじめ、旧店舗を訪れたら、もぬけの空になっていたので、潰れてしまったのかと思ったら、あとで移転した事を知ってほっとした。

この新店舗の店舗部分は1−2階にあるので、1−4階にフロアが分かれていた旧店舗のように階段を上り下りする事がないのがよいですな。店舗の左側がAV関連で、右が中古ピュアオーディオ関連。

クレルのプリメインアンプKAV-400が中古展示。シルバーはときどき見かけるが、黒は珍しい。なかなか渋いですな。販売価格は値札ないので分からんが、たぶん30万前後だろう。なんせ6月に撮影したものだから、たぶんすでに売れているだろう。興味のある人は、在庫状況は同社ホームページで確認してほしい。
吉田苑のCDプレーヤーHT01が置いてあった。中古なのだろうが、値札が無いので不明。同機はオンキョーのC−1VLを吉田苑(hinaブランド)がカスタマイズしたモデルだ。天板にある奇妙なブツは一体なんなのだろう。メカを抑え込むスタビライザー的なものか。ここが外見上、オリジナル品と違うところだ。
アバックの旧店舗(1階のみ使用)には、5月末よりハイファイ堂秋葉原店が入居している。斜向かいにあるハイファイ堂の従来の店舗はそのままに、店舗を拡張したわけだ。
同店にはJBLやアルテックなどの大型ビンテージ系スピーカーが所狭しと試聴可能状態で展示販売されている。で、4343、4344など幾つかを聴かせてもらったが、抜群によかったのだが、上写真の4343Bだ。4343一般モデル(青バッフル)の数段上をいく鳴りっぷりの良さ。バリバリ鳴ってました。これは4343Bのエンクロージュアが業務向けに剛性強化されていることと、一見同じユニット構成に見えて、4343Bは4ユニットともオールアルニコマグネットだからとのこと。値段はペア40万ちょっと切るくらいだった。場所があって、お金があって、直線的なガッツのあるサウンドを求めていて、この無骨な外見に愛着を感じれる人には、かなりお勧めです。
この日は後ろ姿の彼と秋葉原巡りをしていた。私は普段、一人か家族で秋葉原巡りをする。いままで秋葉原をうろついていて、他のマニアの人と立ち話をすることはあっても、じゃあ一緒に巡りましょうかということにはならなかった。正直、こういう趣味の店巡りというのは、個々人それぞれ着眼点が違うので、1人で好き勝手に右往左往した方が効率がいいし、つるんで回ると相手に対して気を使うし、第一、自分の歩調が乱れる。そんなわけで、秋葉原巡りを一緒にしましょうというメールをいろいろな方々からいただきながら応じてこなかった。ただ、彼からのメールは、大学受験の励みとして、志望大学に受かったら一緒に秋葉原巡りをしてくださいという内容だった。その熱意ゆえ、じゃあ大学に受かったら一緒に秋葉原巡りをしましょうということで、今回の秋葉巡礼と相成った。実際に会ってみると、想像とおりの非常に熱意のある、かつ謙虚な人柄だったので、楽しく秋葉巡りをすることができた。なんだか、私の若かりし頃を見ているようだった。こういう熱心さと謙虚さが、人の心を動かすのだなぁと痛感。よくぞ、秋葉原からお茶の水まで十数店舗のオーディオ店巡りにつきあってくれたものだ。なお、彼はオーディオのホームページ直剛_NaotAke.netを持っている。更新も頻繁で、熱心にオーディオを探求している。これからもがんばってほしいものだ。
JBL4345。これは4344や4343より一回り大きい。音は外見通りの量感たっぷり。このように、ハイファイ堂秋葉原店には、多くのJBLが陳列されている。同店のホームページには、在庫状況や商品の特徴なども詳しく掲載されているので、興味のある人はまずはネットで確認するのがいいだろう。

これはバークレイ(BARCLAY)のCDトランスポートF-1CD。実機を見るのは初めて。寺島さんも所有している機種だったと思う。なんともすごみのあるアルミの塊だ。

スタービ(STABI)のREFERENCE中古。なかなかお見かけしない逸品だ。SMEのSERIESV付き。すでに売れてしまっている。
出水電器のオリジナルブランドFASTのプリメインアンプT1-X。FASTのアンプは、元々流通量が少ないと考えられる。また、雑誌の特集などで見かけるものの、実機に触れる機会もほとんどなく、取扱店も限られる。したがって、中古市場にはほとんど出る事は無い。私も実機を初めて見た。造りはしっかりしているし、試聴させてもらったが、骨太の低域がなかなか聴かせるなぁと思った。定価48万、中古24万。この撮影の後も数ヶ月の間、店頭にあったが、先々月売れたようだ。

余談だが、今秋のインターナショナルオーディオショウ、ハイエンドショウ、真空管オーディオショウともに、別件の用事があって行けなかった。悲しい〜。ま、来年2月のA&Vフェスタ(名前はそのままかな)には絶対行くぞぉ。そうそう、昨年(2006年)のインターナショナルオーディオショウ、ハイエンドショウ、真空管オーディオショウ、A&Vフェスタにはちゃんと足を運んでおりまして、膨大な枚数の写真を撮ってきていたのだが、これも私のずぼらさというか、なんというかで、ホームページにアップすることなく、丸1年経ってしまいました。旬も完全にすぎてしまっていて、いまさら〜って感じなので、昨年のショウの模様はアップするのを断念します。

今日はこれまで。ではでは〜。

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