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オーディオみじんこ
オーディオ聖地巡礼記2005年1月
2005.1.23
極厚ステンレスプレート電源ボックスお問い合わせありがとうございます!

オーディオ聖地巡礼記の「2004.12.24 自作電源ボックスの最新作」にて告知いたしました極厚ステンレスプレート電源ボックスの限定領布について、多数のお問い合わせをいただき誠にありがとうございます。お問い合わせの返信をお待ちいただいている方々へ、お待たせして申し訳ございません。返信は必ずいたしますので、もうしばらくお待ち下さい。すでにご予約をいただいている方々の分は、確保しておりますのでご安心下さい。

お問い合わせいただいている質問事項の幾つかについて、ここでご報告いたします。まず、数量について。現時点では、まだ数に余裕があります。希望領布価格は\25,000/台です。もちろんコンセントは3つ付いた完成状態でお送りします。送料別ですが、個人製作品なので消費税はありません。この金額でよろしければメールにてお問い合わせ下さい。

内臓しているコンセントはアメリカン電気のリン青銅電極UL規格コンセントです。ご要望に応じて、ご指定のコンセントに実費交換もいたします。ご指定のコンセントを私が秋葉原で買ってきて取り付けます。交換費用は無料です。IECインレットはすでに配線をハンダ付けしてしまっているので、交換は出来ません。製作にあたってはできる限り丁寧に作っておりますが、メーカー品のような加工精度には及ばない部分もございます。手作り品なのでご了承下さい。具体的にはステンレス部分に多少の傷が見受けられるなどです。発送は月明け頃にできればと考えております。

2005.1.20緊急情報

長岡鉄男先生遺作スピーカーチャリティーオークションが開催されるよ!

1月22日土曜日13〜16時に、いよいよ長岡鉄男遺作スピーカーチャリティーオークションが開催される。これは月刊ステレオ、季刊オーディオアクセサリー、オーディオベーシックに掲載されたスピーカー作例を展示即売してしまおうというイベントだ。長岡先生設計の自作スピーカ−の完成品を激安入手できるまたとないチャンスでもあり、開催日が間近ということもあるので、トップページで告知することにした。

出品されるスピーカーは全て長岡先生による設計そのままに製作された、或いはそれを現行ユニット向けに一部改良したもの。長岡先生は膨大な数の設計を残されたので、お亡くなりになられた後も、オーディオ各誌にて製作試聴記事が発表され続けている。もちろん、私はオークション会場に行くつもりだが、私自身は特に落札するつもりはない。そうは言いつつも、よほどの出物があれば、衝動買いしてしまいそうな自分が怖い。長岡先生のチャリティオークションも今回で四回目となる。今回は三十機種ほどの出品があるらしいのだが、詳細な機種名は未発表のままだ。炭山アキラ氏作のミニ箱船システム一式が出品されることだけは告知されている。私は1998年の第一回チャリティオークションに参加したことがあり、その時は「かるわざ」と「キャンセル」を競り落とした。どちらも2〜3万と破格値で落札出来た。ユニット代にも満たない価格だ。とにかく格安で入手できるのだ。もっとも、この時は長岡先生がご存命中だったので、お元気なお姿を会場で拝見できたのだが。

このチャリティーオークション、オークションとは言っても、無制限に値がつり上がる訳ではない。基本的には欲しい人が希望価格を口頭で言い合い、値が釣り上がっていく。ここまでは普通のオークション。違うのはここからだ。入札価格がある程度のところまで到達すると、進行役が入札をストップする。その段階での最高入札者にライバルが現れなければ、その価格で落札となる。もし、ストップ時点での入札価格で購入したい人が複数になれば、ジャンケンで決めるのだ。私が参加した時でも、ほとんどのスピーカ−は2〜5万円で落札されていた。もし、長岡先生設計のスピーカ−興味のある人で、東京お茶の水まで足を運べるのなら、ぜひ来場されるべし!展示スピーカ−の中にはその場で試聴できるものもあるらしいので、聴きに行くだけでも面白いだろう。場所は蔵前橋通りの千代田区御茶の水ビル1Fロビー (東京都文京区湯島1-7-12)。詳しくは下記音元出版のページを参照あられたい。http://www.phileweb.com/news/audio/200501/17/5567.html

2005.1.9
自作電源BOX一斉比較試聴の準備よし!

2004.12.24の巡礼記「自作電源ボックスの最新作」でも紹介したステンレスプレート6個口電源ボックスの一斉比較試聴の準備が整った。現在、電源ボックスを1台ごとに2 時間くらい通電し、エージングしている最中である。さてさて、今日の昼辺りから大音量での比較試聴ができるかな。

ステンレス電源ボックスは今回12台製作。木製ケース/ステンレスプレート/コンセント/ネジは全く同じなのだが、1台毎にIECインレット、内部配線素材、内部配線方法、制振対策などを変えてある。これで、パーツや配線法などによる音の違いを比較試聴しようというのである。経費と手間の掛かる馬鹿げた試みだと自分でも思うのだが、ここまで厳密に比較試聴の環境を整えた上で得られる結果は貴重なものになるはずだ。特にIECインレットの違いによる音質変化については、福田先生が雑誌でちょろっとコメントしたくらいで、雑誌で特集が組まれたことはないはずだ。今回IECインレットは7種類用意した。したがって、12台のうち7台はIECインレットの比較試聴をおこなうためのものである。使用機器はCDプレーヤーにTEACのVRDS-25xs、パワーアンプにサンスイB-2103MOSVintage×2台。VRDS-25xsとB-2103MOSVintageは直結し、B-2103のボリュームで音量調節する。電源ボックスの交換を容易にするために、長めの電源ケーブルを3本用意して、オーディオ機器の前面にケーブルを引き出し、機器の手前に電源ボックスを配置した。これで、すぐに電源ボックスの交換ができる。
電源ボックスの下には御影石とキタリア滑り止めシートを敷いているので、防振対策は完璧。我が家のへこたれリスニングルームの床はペコペコなので、再生音で床がビビるのだが、このボードの上は振動を全く感じない。振動は御影石単体では防げず、キタリア滑り止めシートを挿んではじめて振動をシャットアウトできた。キタリア滑り止めシート、なかなかいいですな。キタリア滑り止めシートのOEM版にはオーディオスパイダ−シートというものがあり、これはオーディオユニオンで入手可。
2005.1.8
オーディオ店で見掛けた新製品や珍品

正月も明け、東京に戻ってきた。前々日の巡礼記にも述べたように年明けから災難があったのだが、相変わらずオーディオ店巡りは欠かせておりません。オーディオ店は癒しの場。

オーディオユニオンお茶の水店にAETの新型電源ケーブルが入荷していた。これは展示用の見本。型番はSIN ACというらしい。価格は\100,800。6日の夕刻にはテレオンサウンド110にも入荷している。当然ながら、SIN ACには同社の新型電源プラグPSE018とIECコネクターPSE320が装着されている。太さはφ15くらいだろう。ケーブル部分をよーく眺めてみると、灰色をしたケーブルにポリエステルメッシュチューブを被せている。AETお得意の鏡面精度高純度銅線にテフロン絶縁。シールドにもAETでお馴染みのノイズビートテープを採用しているようだ。芯線構造はスターカッド配置のようだ。導体にはSHT構造といわれる特殊な撚線方式を採用しているらしいが、どんなものなのかよくわからない。そうそう、先日の事、テレオンサウンド110に立ち寄った際に、AETの小原さんと店員の原さんが話しているのに出くわした。小原氏と店員さんが話しているのを側耳立てて聞いていると、SHT構造とはどうやらMWT構造のようなものらしい。また、今回の新電気用品安全法(正確にいうと2002年に仮施行され、2年間の有余期間を得て、2004年4月に本格施行)によって絶縁材にフッ素樹脂(PTFE=テフロン)を使っても良いことになったとも話しておられた。その他、SIN ACの詳細はAETのホームページでご確認いただきたい。さて、お次。右上写真はACデザインのリニューアル電源ケーブルZERO1.4PSEだ。写真はオーディオユニオンお茶の水店に入荷したもの。テレオンサウンド110にも入荷している。ユニオンでは1.8mが実売\61,425。外見上、ケーブル部分は以前のバージョンと変わりないように思うが、PSEに対応するために若干の変更をおこなっていたはずだ。プラグ/コネクターはオヤイデ電気のP-029/C-029を採用している。ZEROは私も以前愛用していたことがあり、日本的な繊細感のあるなかなか良いケーブルだと思う。PSEバージョンになって音質は変わったのかな。私的には力感が加わってくれると良いと思うのだが。
オーディオユニオンお茶の水店に入荷した5個口電源ボックスTAP ECO。サエクコマースの新製品だ。ECOとはエコロジーのECOなのか、エコノミーのECOなのか。たぶん後者だろう。同社はすでに姉妹機のTAP-PLUSとTAP-MATEを製品化しているが、今回の製品もこのシリーズの特徴を踏襲している。とはいっても、形状は従来の立方体型から横長形状になっている。コンセントは共通。これは米国ハッベル社のHBL5279Cという1個口コンセントで、メッキ無し真鍮製の電極になっている。自作マニアからすると、HBL5279Cはボックスへの取り付け穴が真円で済むという構造上の特徴から、ボックスの加工が容易だという利点がある。つまり、板をホールソーで真ん丸に打ち抜くだけでコンセントが取り付けられるのだ。そんなわけで、HBL5279Cはかなり魅力的なコンセントなのだが、単体での個人入手は不可能。もちろん、秋葉原でも売っていない。私も以前個人輸入したいと思い、オヤイデ電気にお願いしても、ミスミ(ハッベル製品を輸入している商社)は小売店には商品を卸さないと言われ断念。次には、個人輸入代行業者(プロテウスという会社)に問い合わせてみたものの、未だ返答がこない。どなたか、HBL5279Cを小売りしてくれる術をご存じでしたらご教授願いたい。5個口という奇数のコンセント口はなかなか珍しい。これも1個口コンセントであるHBL5279Cを使ったからこそ可能だったわけ。6個口にすると電源ボックスが長くなり過ぎ、安定が悪いし、材料代も高くつく。ユーザーから見れば、4個口では足りないが、6個口では多いという人もいるはずだ。実はこのコンセント口数と形状は、私がHBL5279Cを入手した際に作りたいと思っていた電源ボックス案と全く同じだったので、TAP-ECOを雑誌誌面で見掛けた時にはちょっと驚いたものだ。おっと、話がずいぶんと横道に逸れたが、次のお話。現在オーディオユニオンお茶の水店2階ではアナログセールを実施中。かなりのアナログ関連製品が集まっている。アナログに強いといえば、オーディオユニオン吉祥寺店なのだが、今回はお茶の水店に軍配が上がっている。右上はケンウッドの名機KP-1100。ショップ価格としては異例の安さで、\39,800の値がついている。これはヤフオク価格だ。通常、オーディオ店では5〜6万円で売られている。KPー1100は私も愛用していたプレーヤーで、トーンアームの性能が高い。また、スケルトン化できるなど、楽しみ甲斐のあるレコードプレーヤーだ。すでに売れているかも知れないが、欲しい方は問い合わせてみるとよいだろう。
同じく同店のアナログ特集で売られていたデジタル針圧計。これはウインズ(WINDS)というブランドのALM-01というもの。ほ、ほしい。価格は税込み\19,800。中古では初めて見掛けた。新品実売は3万円くらい。現在、私はシュアーのSFG-2というアナログ針圧計を使っているのだが、正直とても使いにくい。デジタル針圧計はぜひとも欲しいアイテムだ。右上はドイツのクリアーオーディオ(clearaudio)が発売するベーシックリミテッド(BasicLimited)。MC/MM両対応のフォノイコライザーだ。定価\138,000のところ、中古実売\84,800。店頭でも見かけることのない珍品だ。アルミ製のケースに、巨大なACアダプターによる外付け電源となっている。なお、電源ケーブルは本体から直出しされている。同社の新製品マイクロベーシック(MicroBasic)の兄貴分にあたる製品だ。その他、オーディオユニオンお茶の水店には現在、中古の昇圧トランスやフォノイコライザーなどが豊富に揃っているので、アナログマニアは問い合わせてみると良いだろう。最後に、オーディオユニオンお茶の水店4階のアクセサリーフロアでは現在、PSオーディオの特売も行なわれている。ラインケーブルが定価の50%OFFとなっている。これはPSオーディオが次期モデルを一斉発売するにあたっての在庫処分だ。ほぼ、全てのラインナップがリニューアルされ、今年の3月を目処に国内発売が開始されるらしい。なお、PSオーディオの電源ケーブルは複雑な構造故、PSE取得を断念。在庫はメーカーが引き取るようで、今後は日本仕様向けの製品を開発するような話もあるらしい。電源ボックスのジュースバーはPSE取得に問題ないようだが、これも次期バージョンの発売前なので、再販売を控えているようだ。次期バージョンにてPSEを取得し、今年の3月を目処に発売するようだ。
2005.1.6
年末年始は災難続き

明けましておめでとうございます!みなさん、良いお正月をお過ごしでしたか。かくいう、みじんこは年末年始とんだ災難に見舞われた。まずは、子供が風邪を引き、その看病で不眠不休。子供の熱もようやく治まって、正月は実家に帰省。やっとゆっくり過ごせるわと思いきや、今度は帰省中の実家が空き巣にやられた。親戚への挨拶周りでちょっと留守した隙に、ガラス窓を割られて色々盗まれましたわ。家の中はグチャグチャ。おかげで正月もメチャメチャ。やられてみて初めて分かるその恐ろしさと腹立たしさ。みなさん、戸締まりは厳重にしましょう。そして今、私は風邪を引いて頭がボーっとしている。

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