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オーディオ聖地巡礼記2007年5月

ここでは、みじんこの足で稼いだオーディオショップ巡礼記をお伝え。巡礼地は秋葉原を中心とした東京都内のオーディオショップ最新情報、みじんこの目に止まった新入荷のオーディオアクセサリーや珍品、名機と謳われた中古オーディオ機器の入荷状況をいち早くご紹介!みじんこがオーディオ店で見て聞いたオーディオ業界裏話も。

2007.05.27
5月上旬のオーディオ店情報

こんばんはみじんこです。写真のみフライングして半月ほど前にアップしておりました。さて、コメント付きで正式にアップです。

連休中の秋葉原。すごい混雑っす。
こちらテレオンサウンド110ローゼンクランツサウンドエクストラクター(音の抽出機の意味)。これはオーディオ機器の天板に載せることで、音質向上を図るアクセサリーだ。機器の脚に使うインシュレーターではない。「機器の不要振動を押さえ込むのではなく音楽信号として抽出します。」とのこと。素材は真鍮。ローゼンクランツの製品にしては3つで7,000円と安い。上記写真は、同製品に付属のセッティングシートを広げてみたところ。同社らしく、製品の置く方向性によって、音質をコントロールできるらしい。
ダイナミックオーディオ秋葉原トレードセンターの表玄関に上写真のようなスピーカーユニットを用いたモニュメントが登場。もちろん飾りなので音は出ない。これで音が出たら面白いなぁ。玄関左側に「オーディオ入門」と書いてあるのが、なんとも微妙である。
で、同店2階で撮影したアコースティックリバイブのクオーツレゾネーターQR-8。貼りもの系アクセサリーだ。発売から3ヶ月ほど経過しており、すでにオーディオ各誌で試聴記事等が掲載されているから、知っている人も多いだろう。もう使っている人もいるんじゃないかな。
QR-8は、厚み3mm、直径10mmの黒水晶のチップで、その作用機序は「あらゆるプラグやコネクター、パーツ、機材スイッチ、機材筐体、部屋のドア、窓、壁、床、天井などは、それぞれ固有の共振周波数にて共振を起こしているため、QR-8を貼る事により周波数が変わり、共振を止める事が出来る」とのこと。QR-8は、同社の黒水晶員シュレーターRIQ-5010をそのままダウンサイジングして、チップ化したもの。RIQ-5010は、以前、同社の試聴会で非常によい効果を確認し、その後、私も購入して使用している。RIQ-5010を使うとなんというか、ボーカルの生々しさが向上する。なので、同じ黒水晶で造られたGR-8にも期待が高まる。私はまだ買ってないっすけどね。
QR-8は、8個で定価8800円。QR−8のセット図は、同社サイトのこちらに掲載されている。このセット図を見る限り、使い方はレクストレゾナンスチップと同様だ。
こちら、新宿のオーディオユニオンセカンドハンズ。ローゼンクランツのPB-JRMk2が入荷。ただし、この写真はすでに1ヶ月以上前に撮影したので、もう売れているはずだ。定価3個セット21000円が中古14800円。ローゼンクランツの上級クラスインシュレーターは、値段が高い上に、でかい。使いやすいのは、このPB-JRあたりの大きさのインシュレーターだろうな。
同店に入荷したケンウッドのCDプレーヤーL-D1。たしか1992年頃発売の製品だったか。トップローディング機。作り込みがしっかりしているようで、いまだにけっこう人気のある機種です。サイドウッドが年代を感じさせますが。
ケンウッドもこの中級プレーヤーをポンと発売したっきり、この価格帯のピュアオーディオ機器出さなくなっちゃっちゃいました。残念。MDデッキはその後もがんばって出してたんだけど。興味のある人は、まだ残ってるかどうか、オーディオユニオンの中古速報で確認するのがよかろう。
アキバに戻って、こちらはコイズミ無線。六本木工学研究所のオリジナルブランドであるリットカスタムのツイーターが登場。型番はRIT-MAG25。マグネシウム振動板を用いているそうな。
しかしまぁ、スピーカーユニットは、この5年ほどで製品数、ブランド数が激増した。(テクニクスのユニットのように消えたブランドもあるが。)
製品数激増の一因となっているのは、タンバンやアッシャーなどの台湾メーカーの台頭と、それらのユニットを積極的に扱ってきた六本木工学研究所の存在が大きいと思う。このように、ユニット数が増えるのは、スピーカー自作ファンにとっては嬉しい限り。次から次へと発売されるユニットたちが、はたしてどのくらいの数売れているのか、ちょっと気になる。ま、私が気にしても、しゃーないのだが。
数えようもないのだが、自作スピーカーの制作人口自体は、ここ数年、さほど増えていないように感じる。むろん、フォステクスはAVフェスタなどでイベントを催したり、学研と組んでスピーカーユニットの制作キットを発売して、自作スピーカーファンの拡大に努力している。ステレオ誌やオーディオベーシック誌もがんばっている。それに、ネットの普及で、様々な情報が容易に得られるようになっている。けど、何か、いまいち盛り上がりに欠けるような気がするのだ。そして、その原因は、やはりあの方が逝ってしまわれたことにあるのだろうと。そう感じているのは私だけだろうか。
上写真はダイナ植木店に入荷したビクターのS-VHSビデオデッキHR-Z1。1991年発売の高級S-VHSデッキで、定価は30万円だったと思う。洗練されたデザインは、いまみても美しい。ま、そっけないという言い方もできるが。それがまぁ、こんなお値段になっているのだから、VHSも終焉に近い。
ヨドバシカメラ秋葉原店。CSEの新型電源ボックスC-66RとC-6が入荷。赤色が斬新だ。すでに同製品に関しては、オーディオ各誌に情報が掲載されているので、ご存知の方も多いだろう。C-66Rの発売に伴い、ZX-80Aは絶版になった模様。ZX-80Aは本当に息の長い製品だった。
C-66Rは、プラグを強固に保持出来る保持手段を備えているのが特徴。プラグのぐらつき解消は、非常に重要な課題であると考えているが、それをこのような保持手段を用いて解決したCSEはえらい!なお、この保持手段は、すでに同社製品のいくつかに採用されているので、C-66Rが初めてというわけではない。
ヨドバシカメラの大特価セール発見!!アコースティックリバイブのRTP-4eが37000円!定価のほぼ半値。さぁ、これはもうホントお買い得だった!もう無いけどね。
上記写真のように、撮影時点(連休中)では11個在庫があった。私も買うつもりだった。けど、その後、一挙に売れたらしい。で、私が買いにいった先週末時点では、全部売れてしまっていた。残念!残っていれば、記念に1台買うつもりだったのだが。
何が記念って、RTP-4e(RTP-6eも)が生産中止になったからだ。すでに雑誌でも発表されている事だから、知っている人も多いだろうが、アコリバは今後電源ボックスを造らないそうだ。理由は、金属価格の高騰により、採算が合わなくなったというもの。非常に評価の高い製品だっただけに、残念である。店員さんに聞いたところ、1人で何台も買っていく人もいたとか。まぁ、いくら処分特価といっても、普通のオーディオ店では、こんな仕入れ値みたいな価格では売らんぜよ。大型量販店ならではの、大雑把さというか、大胆さというべきか。
オーディオリプラスのSAA-6SZ。定価73290円、通常実売62370円が、さらに処分特価39800円。SAA-6SZMK2の登場により絶版となり、処分特価販売されていた。私も1台買いました。福田先生がハイスピードでトップレベルに近い電源ボックスとコメントされていた製品だ。非常に手の込んだ作りの電源ボックスで、インレットから各コンセントには、内部配線が独立配線されている。SAA-6SZMK2は、SAA-6SZに比べ、外装デザインと内部配線ルートに変更があったものの、基本的には同じ。
CSEのZX-80Aも処分特価!8個口というのは、オーディオ機器の所有台数が多い人にとってはありがたいはずだ。突入電流から機器を保護するゼロクロススイッチを搭載している。
ヤマハのMX-D1が処分特価368,000円。(定価63万円)ソニーのTA-DR1と同時期に発売されたD級ステレオパワーアンプで、デジタルアンプの本格到来を感じさせた製品だった。MX-D1は、しばらくの間、マニア向けピュアオーディオ機器がごぶさただったヤマハが突如として発売したアンプだった。無論、同社技術陣がD級アンプに関する技術開発を重ねた結果、このアンプが生まれたという背景がある。
MX-D1は、艶有り黒に塗装され、デザインも独特だった。独特だったがゆえに、このデザインは好き嫌いがはっきりしそうだ。そうそう、MX-D1との組み合わせを想定して同時発売されたパッシブコントローラーYPC-1も独特の存在感だった。ただ、YPC-1は商売的にはうまく行かなかったようだ。私の推測するに、MX-D1は、同社のデジタルアンプ技術をハイエンド製品として昇華させたらどうなるかという、一種の実験的な要素が大きかったのではないかと推察する。
インフラノイズのハーモナイザーシリーズも処分特価。特価というより、投げ売りに近い値段だ。ただ、これらも先週末時点では、全部無くなっていた。
インフラノイズのインシュレーターMR808,MR707も処分特価。これも発売からしばらくの間は、絶大な効果を得られるインシュレーターとして、一部で騒がれていたが、最近は話題に上る事も少なくなっていた。私が不思議に思うのは、たしかこの製品、磁気浮上型だったような記憶があるのだが、見た限りではフェルト層と樹脂層と、樹脂層の上の銀色の粒しか確認出来ない。どこに磁石があるんだろう。
ダイナミックオーディオ秋葉原ハイエンド買取りセンター。ローゼンクランツ渾身の一作、P-0用専用脚RK-P0が中古入荷。定価23万円が94,500円。P-0ユーザー以外にはまったく必要の無い製品だ。ただ、絶版品であるし、流通量もそれほど多いとは思えない製品なだけに、P-0ユーザーにとっては垂涎のアクセサリーだろう。同製品の店頭中古は、わたしもはじめてみかけた。

最近、休日の秋葉原ではこのような車が数台並んで停まっている。道行く人の注目を集めていた。オタクの新たな表現方法だと思った。ここまで大胆かつ徹底して、自分の好きなものをアピールできるというのは、ある意味すばらしい。勝手に萌車と呼ばせてもらおう。

追記:このようなアニメのキャラをプリントした車を「イタ車」というらしい。見た目にイタい車という意味だ。

2007.05.06
4月のオーディオ店最新情報

こんばんはみじんこです。
連休も今日で終わりですね。私は家族と遊園地へ出かけたり、カフェや雑貨店巡りしたり、オーディオ工作したりしていました。もちろん秋葉原にもいきました。この大型連休は、1年のうちでも秋葉原が最も混み合うとき。私は家族を連れて秋葉原を訪れたので、パーツだけ買ってささっと切り上げてきました。そうそう、最近、仕事が忙しくて巡礼記の更新を一ヶ月以上もしてなかったです。日々私のサイトを見にきてくれている方々にはほんと申し訳ない。では、久々の巡礼記ゆっくりご覧下さい。

2ヶ月ほど前、原宿のキャットストリートを散歩していたときのこと。カフェの裏手にご覧のような木の箱が2つ寄り添うように放置されていた。んんん!?近づいてみるとスピーカーターミナルらしきものが付いているぞ、というわけで裏返してみたら、なんとバックロードホーンスピーカーだった。明らかに自作品である。誰がこんなところに捨てたのか。天板はすでに腐っていたが、フォステクスのFF88Kはまだ奇麗な状態だった。ひょっとしたら、このスピーカーの置いてある路地の表通りにあるスターバックスか、周辺の雑貨店の人がここに保管してあるだけかもしれんが、これではスピーカーが可愛そうだなぁ。
ところかわって秋葉原テレオンサウンド110(テレオン第2店)の3階。ローゼンクランツのスピーカーアタッチメントSP-ATが中古で登場。(4月下旬時点ですでに販売済み)これはYラグとスピーカーターミナルと、その間に謎の配線材を組み合わせた音質向上アクセサリー。スピーカーターミナルにSP-ATを装着し、SP-ATのターミナルにスピーカーケーブルを装着することで、「1.再生音がX,Y,Zの3軸の完璧な音楽バランス。2.部屋の壁を取り払ったかのような広大な音空間。3.本物の楽器の持つ品格や質感をありのままに表現。4.貴方のスピーカーが生演奏に勝るような音に変身します。5.何百万円のコンポを変えた以上の効果です。6.システムのグレードが高いほど、その実力を発揮します。」とのこと。右は、同じくローゼンクランツのインシュレーターPB-BIG。3個セットで中古販売。PB-BIGのニューバージョンが今年3月に発売されているので、それにともなう買い換え放出だろうか。なお、同社の製品は中古市場でも値崩れせず、比較的高い金額で取引されている。
オヤイデ電気。オヤイデ電気の電源ケーブルPA-22 とPA-23の外装シースの色が艶消し白(カルシウムホワイト)から、PA-22があずき色(マースバイオレット)、PA-23が青みがかった灰色(アッシュブルー)に変更された。この理由は同社サイト上にも簡単に記載されているが、理由はこうだ。初期バージョンの白シースは、日陰に長期間置いておくと、何らかの化学変化によってシースがピンク色に変色するらしい。これを光のあたるところに置くと変色は消えるらしいが、再び日陰に置くとピンク色になるらしい。これをピンキングと言う。どうやら、白シースに用いている樹脂成分が空気中の何かと結合して、ピンキングを起こすようだ。

ピンキングの対策として、同社では変色に関係する成分を使わないシースに変更し、合わせてシースの色も変更した。このPA-22に用いたあずき色はとても奇麗な色で好感が持てる。かねがね、このような渋みのある色のケーブルを造ってくださいと言っていたのだが、それが思わぬことから現実になった。たぶん、私の要望とか無関係にあずき色が採用されたのだとは思うが。なお、私は初期バージョンのPA-22/PA-23を所有しているが、1年以上経った今でも変色していない。また同じ白シースでも、TUNAMI2号ではピンキングは起こらないそうだ。

ACROSS2000もシース色が白(セラミックホワイト)から黒(ベルーガ)に変更された。ACROSS2000の白シースではピンキングは起こらないと聞いたが、黒に変更された。ま、この方がかっこいいかも。

最近、電源ボックス内等に好適な配線材はないかとの問い合わせがあったので、右写真にあるHS&TのEEF/F 2mm 2芯を紹介しておこう。これは福田先生お勧めで、私も電源ボックス内の内部配線などとして愛用している315円/mのごく普通の屋内配線だ。この屋内配線は、数年前まで東日京三のEM-EEF2.0として売られていた配線である。電線業界の再編にともない、現在はHS&Tとブランド名を変更して販売されている。これを電源ボックス内の配線に使う場合、外装シースを取り除いて2本の芯線のみを利用する。外装シースを取り除くのが面倒な方には、オヤイデ電気オリジナルOFC 2.0mm 単線を使うとよいだろう。OFCなので電源ボックス内配線としてはこちらの方が上?

デジタル切り売り同軸ケーブルのFTVS-408(定価1575円/m、実売1260円/m)およびFTVS-510(定価4600円/m、実売3360円/m)。プラス側導体に4N純銀線を用いた贅沢な切り売り同軸ケーブルだ。FTVS-408は、アンテナ線の4C線に該当する。FTVS-510は、アンテナ線の5C線に該当する。いまから2年ほど前に発売されて以降、そのコストパフォーマンスの良さから人気を博している。特に、FTVS-510はデジタル同軸ケーブルとしてはもちろんのこと、またラインケーブルとして用いても、圧倒的な解像度とS/Nを有するとして使用者が増えていた。私もFTVS-510を用いたデジタルケーブルを使っているし、私のところにもFTVS-510をデジタルケーブルに使って非常によい結果を得られたとのメールが幾通か寄せられている。このように、マニア間で話題になっていたFTVS-510だが、季刊オーディオアクセサリー124号の福田屋コラムにて、福田先生がアコースティックリバイブのDSIXキット(18900円)との組み合わせ自作例DISX-510を掲載され、その音を「別次元の音」「10万円以上の価値がある」「FTVS-510のクオリティは抜群」と絶賛さてから、人気はうなぎ上り。オーディオ銘記賞2006も受賞している。切り売り同軸ケーブルが同賞を受賞するというのはひょっとして初めてかも。

なお、FTVS-510に興味はあれども、自作はなぁ・・・という人のために、オヤイデ電気ではFTVS-510を用いた完成品ケーブルDR-510(RCA端子タイプ)、DB-510(BNC端子タイプ)を発売している。なお、DB-510の端末に使われているBNC端子はオヤイデ電気オリジナル端子SLSB(6300円/2個)。DR-510の端末に使われているRCA端子はオヤイデ電気オリジナル端子SLSC(12600円/4個)。自作の手間を考えるなら、完成品を買った方が手っ取り早い。ただし、DSIXキットとFTVS-510を組み合わせたDSIX-510は、市販されてないので自作する必要がある。

オヤイデ電気店内に新たに設置されたコンセントプレートのディスプレイ。このコンセントプレートは7mm厚(ULコンセントはめ込み部分は5.5mm厚)のアルミ板をNC切削し、さらにアルマイト処理して制作されている。

世の中にUL2個口やUL4個口コンセントプレートは数あれど、UL6個口コンセントプレートは数少ない。上写真のディスプレイの左端にあるUL 6個口コンセントプレートは、とても貴重なコンセントプレートである。

このコンセントプレートの制作業者の社長様とは以前お会いした事があり、このコンセントプレートの制作の苦労話や、オーディオに対する熱意を色々お聞きしたことがある。6個口ULコンセントプレートに続き、8個口は造らないのですかとお聞きしたところ、材料となるアルミ板が大きく、切削精度が低下するので難しいとの事。

コイズミ無線本店。紙管エンクロージュアキットのエスカリエ2000が新入荷。スズキというメーカーのキットだ。ユニットは8cmタイプが適合。写真のユニット例はフォステクスFE83E。私も昔、ボイド管と言う紙筒でスピーカーを自作した事あるけど、紙筒ってけっこう開放的で良い音するんですよね。
スキャンスピークのツイーターユニットR2904/700000。同社ツイーターの中でも最高峰に位置する。価格もなかなかすごい。とんがったフランジと、極厚フレームが印象的。おいそれとは手が出せないが、こだわる人には魅力的なユニットだろう。
コイズミ無線ミツウロコビル1階店。店頭でビクターのウッドコーンスピーカー自作キットSX-WD5KTに付属のビデオが流されていた。SX-WD5KTはこのようにビデオ解説が付属しているので、スピーカー工作未体験者であってもチャレンジできそうだ。ハンダ付けはしなくてはならないが。
秋月電子の店内がリニューアルした。木調の内装になり、部品類も選び易くディスプレイさしなおされた。
ラオックスのマック館が移転し、ラオックスアソビットシティになった。1ー5階までの内容は右写真の通り。今回、このようにラオックがマック館を移転させてまでアソビットシティを大幅拡張したのは、ヲタクの時流に乗ろうとしてのことだろう。秋葉原で生き残るのは大変である。
アソビットシティ店頭で売られているおでん缶。缶のおでん屋おてんちゃん。1個250円。チチブデンキで地道のおでん缶は秋葉原名物だが、それにあやかってこのようなおでん缶が登場したわけだ。
秋葉原中央通りの様子。老舗の電気店は次第に姿を消しつつあり、ゲームや萌え系、パソコン系のお店が席巻している。いまに始まった事ではないが、この1年余りの間にその傾向はますます強まっている。
こちら元祖おでん缶の自販機の上。ご覧のような立て看板が登場。このキャラクターは、週間アスキーお馴染みのゲイツちゃんだ。
チチブ電気の裏手がドドッと更地に!どうやら再開発されるようだ。この3ヶ月間ほどの間に、秋葉原電気街では店舗閉店が相次いでいる。電気街方面も再開発の波が押し寄せつつある雰囲気。

電気街口近くのロケット1号店も閉店した。ロケットは一昨年の本店閉店に続き、どんどん店舗閉鎖している。秋葉原で生き残って行けるのか心配だなぁ。

中央通りの老舗電気店ナカウラも閉店した。右写真は閉店した店舗に掲げられていた看板。SIA秋葉原プロジェクトって何だろう?この看板にあるサイトを見ると、不動産投資ファンドのホームページだった。うーむむむ。
ラジオ会館4階の若松通商秋葉原駅前店。金メッキ非磁性純銅ネジが入荷。M3で長さは8mmだ。M3ネジはオーディオにも多用されているので、使い道は色々ありそうだ。ただ、銅は柔らかいので、強く締め過ぎると、通常のネジよりネジ山が潰れやすいだろうから、その点は気を付けた方がいいだろう。右はUSBオーディオインターフェースキットWUAIF01。5980円。パソコンからのUSBオーディオ信号を光デジタル/アナログRCA/ヘッドフォン出力に変換するためのキットだ。
オーディオユニオンお茶の水店。TARGET AUDIOのスピーカースタンドR-2が中古入荷。ずっしりと重くて1本41kg!これほど頑丈なスピーカースタンドはざらにはない。なお、このスタンドはすでに売れてしまっていたと思う。
オーディオユニオンお茶の水店内に貼られていた案内。オーディオユニオン柏店がオーディオユニオン柏中古センターと名称変更したそうな。中古に特化するということか。

オーディオユニオンお茶の水店1階にマランツのSA-12S1が中古入荷。2001年発売のユニバーサルプレーヤーだ。定価38万が158,000円。音質がとてもよいことで評判が高かったが、出物が少なく、中古でもあまり見かけない機種だ。

エソテリックのプリメインアンプAI-10が新入荷。同社久々のプリメインアンプである。しかも今回はデジタルプリメインだ。定価367500円。W442mm×H149mm×D383mm。ワードシンク出力も有している。アナログ入力に加え、RCA/TOS/iLinkといったデジタル入力を備えている。従来の同社のデザインの流れに無い、目新しいデザインだ。これは今春の注目株ですな。
AI-10と同時にSACDプレーヤーSA-10も登場!エソテリック元気いいですな。336000円。ややシンプル過ぎるデザインだが、ティアックらしさは感じる。これが同社のこれからの指標になるのだろう。AI-10と組み合わせるのが、デザイン、価格、仕様的にもベストだろう。なお、同社はマスタークロックジェネレターG-03XG-0Rbも新発売。ようやくオーディオ店頭に並び始めた。G-03Xは定価315000円と価格的にも、同社の他のクロックコンバーターに比べたら手が届きやすい。デザインも上級機を踏襲している。なお、G-03Xの発売にともないG-25Uは絶版となった。

私事だが、最近、パソコンのハードディスクから異音が聞こえたり、ホームページ作成ソフトの動作がおかしい。パソコンがこっぱみじんこになったら、かなりダメージでかいよなと思う今日この頃です。今日はこのへんで。ではでは。

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