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オーディオみじんこ
オーディオ聖地巡礼記2004年3月 |
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2004.3.31
電気用品安全法改正で消えるブランド生き残るブランド いよいよ、あと数時間で電気用品安全法が施行される。今回の改正はすでに2年前から予定されており、2年間の有余期間をもって、ついに施行される事になる。電気用品安全法改正の狙いは、中国などから輸入される安全性の低い電気製品の規制にあるのだが、オーディオ分野にも多大な影響を及ぼす事になった。実際に、電源アクセサリーを扱うオーディオショップでは、すでに多くの電源ケーブルが撤収されてしまった。では、これら消え行く電源アクセサリーブランドの具体例を挙げてみよう。 電源ケーブルを日本市場から完全撤退させるのは、ドイツのアコースティックアーツ、米国のオーラルシンフォニックス、オランダのカーマ、米国のノードスト。壁コンで有名なFIMのFIM880も同様。これらのブランドはPSE申請をおこなうことなく、今後は日本に正規輸入されなくなる。もはや、オーラルの「青ヘビ」は「伝説の青ヘビ」となった。アコースティックアーツはPowerCordシリーズの電源ケーブルとともに、スリムなスタイルで存在感があった電源タップPowerStripも引き上げる。米国のPADも、現行ラインナップでは液体シールドや合金シールドが安全性に欠けるとの理由で、PSE申請をしていない。PADは導体材料の高騰も相まって、インターコネクトケーブルも入手困難になってきた。さらには、壁コンのCLYO-B2も製造中止となった。なお、国内ブランドではTMDが電源ケーブルから手を引く。TMDの単線ビンテージケーブルは絶対PSE認証を取れないからだ。TMD製品を扱う数少ない店鋪であるテレオンサウンド110でも、TMDの電源ケーブルはすでに売り切ってしまっていた。ハーモニクスの現行ラインナップも導体素材の問題からPSE認証を取得できないらしく、製品の撤収を進めている。サウンドアティックスの人気ブランドS/ALABもついに今月で絶版となった。ただ、切り売りケーブルのHHS、HH3.5はSPケーブルとして残存する可能性がある。ディーバスも切り売りSPケーブルとして存続すると思われる。 現在、輸入元がPSE申請中のブランドは、ドイツのフィッシュ、米国のMIT、トランスペアレント、シュンヤッタリサーチ、キャメロットテクノロジーなどである。また、壁コンセントやプラグのメーカーであるハッベルも申請中とのこと。これらのブランドは4月には店頭から消えるが、早ければ6月あたりに市場へ再登場する可能性がある。ただし、PSEが取得できなければ、そのまま日本から消えてしまう事になる。 現在、PSE申請を予定しているのは、米国のワイヤーワールド、レビトンである。ワイヤーワールドはシリーズ5でPSE認証を取る予定らしい。現行のシリーズ3、シリーズ4に使われているプラグではPSE申請を通らないとのこと。レビトンの壁コンやプラグはUL規格を取得しているので、PSEも迅速に取得できるらしい。ただ、これらのブランドも4月以降数カ月間は店頭から消える事になる。 動向が不明だが、とりあえず販売できなくなるのは、オーストラリアのアイクマン、米国のシナジスティックリサーチ、JPSラボ、XLO、PSオーディオ、日本のサエクコマース、ACデザイン。その他にも、数多くの電源アクセサリーブランドが日本市場から撤退を余儀無くされる。 みじんこが各オーディオ店で聞き取り調査したところ、オーディオユニオン系列、テレオン系列、ダイナミックオーディオ系列、ヤマギワ系列が、明日時点でこれら電源アクセサリーブランドを完全撤収する。その多くは輸入商社へ返品されるらしい。キムラ無線では4月以降もキャメロット、ハーモニクス、PSオーディオの販売を続ける可能性があるが、実際には4月になってみないとわからない。アバックは本日が休日だったため未確認。とあるオーディオ店では4月以降も注文があればPSE未認証ケーブルを在庫に限り販売するらしいが、さしさわりがあるので店名は伏せておく。 では、すでに製品にPSE認証を取得している電源アクセサリーブランドを挙げてみよう。みじんこが確認出来たのは、台湾のフルテック、日本のアクロリンク、オーディオテクニカ、オヤイデ電気、オルトフォン、AET、クリプトン、アコースティックリバイブ、米国のキンバーケーブルである。CSEの電源ボックスも一応OK。 逆に言うと、これらPSE認証を取得してるブランド以外は4月以降販売できなくなるということだ。つまり、大部分の電源ケーブルや電源ボックスが国内のオーディオ店から一時的、或いは永久に消える。なお、改正電気用品安全法は中古品販売も規制対象とするので、オーディオ店ではPSE未認証製品の中古販売もできなくなる。これを受け、オーディオユニオン系列、テレオン系列、ダイナミックオーディオ系列では電源アクセサリーの買い取りを中止している。これら大手オーディオ店は中古の電源ケーブル積極的に販売していただけに、極めて残念である。こうなると、PSE未認証ケーブルが欲しい場合、ヤフーオークションなどの個人売買か個人輸入を利用するしかないですな。4月以降も法律を無視して販売を続けるオーディオ店もあるだろう。しかし、違反した場合の罰則規定が厳しいので、4月以降のPSE未認証製品の販売には、かなりのリスクをともなう。 なお、これらの情報はみじんこがオーディオ店の店員さんから直接得た情報を元にしている。PSE認証の状況に関しては、オーディオ店それぞれに多少の見解の違いが見られた。それと、みじんこは、輸入元やメーカーに問い合わせ確認まではしたわけではない。従って、ここに掲載している情報が100%正しいとは断言できない。 |
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2004.3.30
電気用品安全法改正まであと1日 あと1日足らずで電源アクセサリー製造販売の規制が強化される。この電気用品安全法改正に関して、オーディオ雑誌でほとんど取りだたされていないのが不思議だ。今まさに多くの電源アクセサリーブランドが日本市場から消えようとしているのに。特に、高音質な電源ケーブルが危機に瀕している。なぜならば、高音質ケーブルは特殊なケーブル構造や絶縁素材を有するものが多く、それらのほとんどが電気用品安全法のPSE認証を取得できないであろうからだ。特にトランスペアレントやMITやアイクマンのようなボックス付きの電源ケーブルはまず無理だろうと、オーディオショップ店員さん達は口を揃える。もちろん、4月1日以降も販売を継続するショップもあるだろうが、すでに輸入商社が自主回収を始めていることもあり、入手が困難になるのは必至だ。国内メーカーでもハーモニクス野電源ケーブルはPSE認証が取れず、発売元のコンバックは自主回収している。コンバックといえば、FIM880の正規輸入元だが、FIM880のPSE認証取得を諦めたらしく、日本から姿を消す事になった。同じコンバックでもワッタゲート381はPSE認証が取れたので、今後も販売を継続する。完実電気が輸入元のPSオーディオも全て販売できなくなる。よって、PSオーディオのケーブルや壁コンセントのPowerPortも日本市場から一時的、或いは永遠に消えることになる。悲しい事に今年になって日本へ導入された「シュンヤッタリサーチ」も早々と日本市場から撤退するらしい。輸入元のハーマンインターナショナルが今春から取扱いを開始したSILTECH(シルテック)は、最初から電源ケーブル輸入されないことになっている。ドイツらしい精密な作りで人気だったFISCHも一時的に撤退するらしい。日本のガレージメーカーでマニアに人気のTMDの電源ケーブルもテレオンのショーウインドウから姿を消した。ヤマギワ電気本店オーディオコーナーからはキンバーケーブル以外の電源ケーブルが撤収された。オーディオユニオンアクセサリー館は移転セールと電源アクセサリーの処分セールを合わせてやっており、めぼしいものはマニアに買い締められた状態であり、店内はがらんとしている。なお、今回の電気用品安全法改正によって、俗に言う「電源コンディショナー」や「電源ノイズフィルター」も規制対象になる。まったく寂しい時代になったものだ。 |
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2004.3.29
電気用品安全法改正続報 電気用品安全法改正における都内オーディオショップの動向 来月には電気用品安全法改正により、電源アクセサリーの製造販売に規制が入る。これを受け、オーディオショップ各店は様々な動きを見せている。未認証のアクセサリーを在庫処分セールで売りさばく店があるかと思いきや、全く動じていない店もある。では、みじんこ行き付けのオーディオショップ各店の動向をお知らせしよう。 キムラ無線 全く動じていない。店内も平穏そのもの。ただ、木村社長いわく、4月以降はレビトン、ハッベル、マリンコを店頭から下げる可能性ありとのこと。 オーディオユニオン系列 未認証のアクセサリー類は処分セール。めぼしいものは売れてしまった。アクセサリー館では、電源アクセサリーの買い取りも中止している。松浦店長はこの法律改正に対し敏感に対応している。 テレオン 全く動じていない。ただ、4月以降は未認証ACケーブル(MITなどの)を店頭から外す可能性があるらしい。 ダイナミックオーディオ秋葉原トレードセンター 店内各所にPSEでの販売中止のお知らせを掲示。 ダイナミックオーディオ5555 店内は一見平穏。しかし、来月にはフィッシュ、ハーモニクス、ワイヤーワールドなど未認証ACケーブルを店頭から引き下げるとのこと。ワイヤーワールドはもうじき+5シリーズがリリースされるので、現行の+4が特価販売中。 アバック秋葉原店 店内は平穏。4月以降どうするのかは、店員さんに聞いてないのでわからない。 |
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2004.3.23
電気用品安全法改正 先月のオーディオ聖地巡礼記でも述べたが、4月1日から電源ケーブルなどの販売に規制がおこなわれる。これは電気用品安全法の改正によるものだが、100Vの電気が流れる電源パーツが対象になる。具体的には、壁コンセント、インレット、電源プラグ、IECプラグ、電源ケーブル、及びこれらの部品で構成される完成品電源ケーブル、電源ボックスが「特定電気用品」というカテゴリーに指定されることになった。よって、これらの製造販売には、安全性を証明した<PSE>マークを取得しなければならなくなる。<PSE>マークの取得には、通信産業省の指定する認証団体で安全性の試験を申請する必要がある。この申請には個々の製品毎に15〜40万円もの費用が掛かる。よって、弱小輸入商社では電源ケーブルの取り扱いを中止しはじめている。ダイナミックオーディオやオーディオユニオンなどのオーディオショップでは、<PSE>未認可の電源アクセサリーを在庫処分セール中。4月以降に売れなくなる製品を抱えていても仕方ないからだ。オーディオユニオンでは中古電源アクセサリーの買い取りも中止。悲しいかな、2004年は電源アクセサリー受難の年である。 現在の電気用品安全法には、オーディオ用電源ケーブルのように多種多様な構造や絶縁材を要する製品を寄しとするような法律にはなっていない。例えば、絶縁材は塩化ビニール(PVC)かポリオレフィン系以外は前例が無いため不可とか、構造はキャブタイヤ形状でないとダメとか、プラグは一体モールド成型が望ましいなど。これら電安法の規制に準拠して製品化されているのが、アクロリンクの切り売り電源ケーブルやオーディオテクニカの完成品電源ケーブルである。では、みじんこがオーディオ店員から聞いたPSEへの対応状況をブランド毎に列挙しよう。 |
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アクロリンク | 切り売り電源ケーブルP4020||やP4030、P4050FでPSE取得済み。ケーブルシースに<PS>Eロゴが印字されている。4月以降も販売OK。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ワッタゲート 輸入元:コンバックコーポレーション |
ワッタゲート381、350、330は輸入元のコンバックコーポレーションがPSE認証を取得した。すでに製品表面に<PS>Eと印字されている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ワイヤーワールド | 不明。ただ、この特殊な導体構造では申請しても通らないだろう。それとは別に、もうじき+5シリーズが正式リリースされるので、現行の+3或いは+4がダイナ5555とユニオンアクセサリー館で特価販売中。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハーモニクス 販売元:コンバックコーポレーション |
構造の問題から認証ならずとのこと。4月で販売できなくなるらしいが、実際にはどうなるんだろう? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FIM 輸入元:コンバックコーポレーション |
FIM880は申請中らしい。輸入を諦めたという話もある。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オーディオテクニカ | 完成品電源ケーブルのPSE取得済み。4月以降も販売OK。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AET | 昨年末にPSE認証団体の1つであるJETの<JET>マークを取得。これによりAET製品HINシリーズとGAIAはSPEC2004にバージョンアップ。製品に<JET>ロゴを印字。4月以降も販売OK。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:S/A LAB、ディーバス メーカー:サウンドアティックス |
S/A LABのHH3.5及びHHS使用の完成品電源ケーブルは絶版になるとか。切り売りのHH3.5及びHHSは「スピーカーケーブル」という名目で今後も存続するようだ。ディーバスは不明。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルテック | 最近発売された同社コンセント、並びにFI-11シリーズやFI-25シリーズのプラグはPSE認証を取得したらしい。していないという話もある。さて、どうなのか?いずれにしても、製品にPSEマークが入るのには少し時間が掛かるらしい。しばらくは外箱に印字して取り繕うとか。FI-15系の古いプラグも申請中で、ぎりぎり間に合うようだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:アコースティックリバイブ メーカー:関口機械販売 |
電源アクセサリーCCR-DX及びRTP-6e、RTP-4eなど同社主要電源アクセサリーでPSE認証取得済み。電源ボックス裏面に<PS>Eシールが貼られている。電源ケーブルのAC1.8は単線ケーブルという理由により<PSE>認証ならず、今月で絶版という話も。単線ケーブルは屋内配線以外には使用不可だとか。いや、今後も継続販売するといううわさもあり、真偽のほどは分からない。そういえば、AC1.8はつい最近にプラグをオヤイデのC-037/P037に変更している。元はフルテックのFI-25MR/FI-25Rだった。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:キンバーケーブル 輸入代理店:デノン |
昨年末にPK-10、PK-10G、PK-10P、PK-14、PK-14G、PK-14PのPSE認証取得。さすがは大手電気会社の資本力だ。4月以降も販売OK。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ACデザイン | 申請中らしいが、4月には間に合わないらしい。ユニオンアクセサリー館では在庫処分中。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:PAD 輸入代理店:CSフィールド |
4月で販売不可。PSE認証以前の問題として、導体に使われている合金の価格高騰で原価割れしているらしい。すでにミズノセイは製造中止、残るグレードも4月中には導体素材の在庫が尽きるらしい。牛丼騒ぎに似ているなぁ。あ!BSEとPSEって1文字違いではないか! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:キャメロットテクノロジー 輸入代理店:サエクコマ−ス |
「パワーマスター」シリーズのうち、PM-500は認証不可が確定。日本から姿を消すことに。PM-600、PM-650、PM-750は認証が取れたというショップと、いやPMシリーズは全て販売停止になるというショップもあって、実際のところは不明。よって、ダイナとユニオンではPM-500の在庫処分中。なお、サエクのPL-1000、PLー2000も認証ならず。4月以降は店頭から引き下げるという店が多い。人気のあるブランドだけに、なんとかしてくれサエクさまぁ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:PSオーディオ 輸入代理店:完実電気 |
販売中止。PSオーディオの現行電源ケーブルXstreamシリーズはプラグが一体型なので、申請すれば認可は通りやすいだろうとのこと。人気の壁コンセントの「パワーポート」も認証を申請しているのか、する気がないのか分からないが、認証が取れていない。よって、ユニオンでは特価処分で売り捌いてしまった。他店でも在庫限りだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オヤイデ電気 | 電安法改正を見越して、SWO-DX及びSWO-GX、P-037、C-037は製品化時点ですでに取得済み。ただ、及び同社の電源タップOCB-1に使われているレビトン8215プラグが問題。OCB-1のプラグは別のプラグに代えるようだ。IECプラグの4781BSRは遅れながらもようやく申請が通り、とりあえず<PSE>シールを貼って対応。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:MIT 輸入代理店:ナイコム |
不明。テレオンでは来月には一時的に店頭から引き上げるらしい。<PSE>認証を申請しているのかはわからないが、あんな箱が付いていたら難しそうだなぁ。しかも、MITはラインナップが多すぎて、全部の製品でPSE認証を取るには莫大な申請費用が掛かる。こうなったら個人輸入しかない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランド名:レビトン 輸入代理店:ヒノエンタープライズ |
今回の法律改正で一番の問題がレビトン、並びにマリンコ、ハッベルである。これらのメーカーは米国の総合電気部品メーカーである。レビトンは以前から日本の電安法に合致するように申請をうながされていたようだが、メーカーのレビトン社が対応をうやむやにしてきたらしい。レビトン社の言い分としては、厳格なUL規格を取っているのに、わざわざ日本の規格を取得しなければならないのか、ということらしい。あくまでうわさだが。というわけで、4月以降は販売不可になる可能性大。マリンコ、ハッベルも同様だ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
松下電工 | 電源プラグのPSE取得済み。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004.3.22
最近のオーディオ工作や購入モノ もっと頻繁に更新すればいいのだが、今回は最近のみじんこオーディオ工作や購入モノを一挙掲載しよう。さて、そろそろ現在のホームページ容量がいっぱいになる。みじんこの加入しているプロバイダーでは20MBが限界なのだが、みじんこわーるどは19MBのデータ量に達している。よって、レンタルサーバーへの移管作業を実行中なのだが、レンタルサーバー上へうまくアップできない。はやくどうにかしなければ。 写真のコメントは後で付け加えます。とりあえず写真だけアップしております。 |
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4ミリ厚ステンレスで作ったコンセントプレート。6コ口である。みじんこが作成した図面通りに、近所のレーザー加工業者にカットしてもらった。加工代金は\9,000/枚で3枚製作。 | プレートの大きさは400ミリ×100ミリ。コンセントを嵌め込んでみたら、精度は抜群!なお、レーザー加工後に、自分で皿ネジ用のミゾ彫りや、角を落とすなどの加工を施した。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
みじんこのラック一体型電源ボックスにはもともとWN1318の6コ口コンセントプレートを嵌め込んでいたのだが、ほとんど使っていなかった。そこで、このステンレスコンセントプレートに換装してやったわけだ。音の変化は明確!音の純度が高まった。苦労の甲斐があったというものだ。見た目も良し。一般的には、ステンレス材を電源周りに使うと、高域にピークが生じるのだが、このステンレスプレートでは特にそういう傾向を感じなかった。ただし、ステンレスの加工は硬いので大変だった。苦労話はいずれ語ろう。 | オヤイデ電気の村山社長からもらったSWO-DXの刃受け部の改良版。試作品なので、販売はしていない。左の二つがそれなのだが、見た目は従来の刃受けと全く変わらない。音はびっくり仰天!音の出方が全く違う。立体表現に極めて富んでいる。ここまで変化したコンセントは初めてだ。もはやこれ、みじんこのリファレンスコンセントになってます!実は、材質自体は変わらないが、金メッキ下地にパラジウムメッキしたものらしい。今年の隠し玉らしいので、ここで書いちゃまずいかも。発売は今年度末を予定しているこのこと。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヤフオクで購入したACデザインの初代ZERO。見た目が美しいぜ。現行のZEROとは絶縁体材質とプラグが違う。ACプラグはブライアントというメーカー製で、IECプラグはフルテックの初代FI-15Gと思われる。落札価格は約\3万。RCAケーブルのBasis1.4が良かったので、電源ケーブルも欲しくなったのだ。ほんと、ACデザインって、音といい、作りといい、みじんこ好みなのだ。 | AETのGAIAで作った電源ケーブル。ただのGAIAではなく、spec2004というもの。プラグはオヤイデC-037とP-037。CDプレーヤーに使ってみたが、予想に反してナチュラルな音質がする。もっと、キンキンパシンパシンって感じになるかと思ったのに。聞くところによると、spec2004になって高域のきつさが改善されたらしいです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
VRDS-25xsのメカニズムバージョンアップしました!経費は5万円なり。こちらは戻ってきたVRDS-25xs。今回のバージョンアップは内部の変更なので、外見は全く変化無し。なお、このメカニズムバージョンアップはすでに終了している。 | ティアックへは申し込み期限の11月末を過ぎてから、滑り込みで申し込んだのだ。で、3月にようやくバージョンアップ作業をおこなってもらった。内部を開けると、このような新しい基盤が追加されていた。新VRDSメカの制御回路らしい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これが新しいVRDSメカのブリッジ部分。元のブリッジに比べると全くの別物。頑丈そのものだ。このメカはX-25やX-30に搭載されているメカと同じものらしい。オリジナルのVRDSメカをごっそり取り去り、そこへ20mm厚切削加工アルミ材と5mm厚の炭素工具鋼からなる高剛性・重量級VRDSブリッジと、最高級ネオジウム磁石マグネットのスピンドルモーターに変更されているらしい。このバージョンアップにより、サーボコントロールが安定し、外部振動の影響を受けにくくなり、ディスクの読取り精度が向上し、分解力が増すという評判。しかし、みじんこの感想では、良くも悪くも音が柔らかくなったと感じた。 | そう、本機の特徴であるザクッとした切れの良さがやや後退し、滑らかさが出てきたとでも表現できようか。うーん、もうしばらく鳴らさないと本領発揮しないのかも。なお、このバージョンアップは名称をVUK-60という。詳しくはティアックエソテリックカンパニーのHPをご覧頂きたい。みじんこはバージョンアップのついでに、XLR出力の配線ミスを無償修正してもらった。これは、説明書に3番ホットと表示しているにも関わらず、実際には2番ホットで配線していたというもの。そもそも、バランスにはヨーロッパ機器に多い2番ホットと、米国系の3番ホットの2種類が混在しているのがいけないのだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サンスイパワーアンプB-2103をインレット化しました!つまり、脱着式に改造したということだ。つい最近、オリジナルの直出しケーブルをS/ALABのHHSに交換したばかりだったのだが。やっぱ、電源ケーブルは交換出来た方が楽しい。ケーブル交換できないコンポなんて、ワサビのない握り寿司のようなのもだ。 | さて、左の写真はインレット化する前の状態で、上の写真はインレットを取り付けた状態。サービスコンセントを外して、そこにインレットを嵌め込んだのである。そうすれば、新たに穴を開けるより、はるかに楽なのだ。使用したインレットはフルテックのネジ留め金メッキ。ただ、これは臨時的で、いずれはオヤイデ製に代える予定。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004.3.10
中央線沿線の中古オーディオ店 お買得中古オーディオ入荷状況 中央線沿線の中古オーディオショップ最新入荷動向をお伝えする。とは言っても、1ヵ月分まとめてである。みじんこ自身の中古価格の整理の意味もあるので、本日時点ですでに売り切れてしまっているものも掲載する。なお、ここに列挙するのは、みじんこが「お!これは!」と興味を示したもののみ。値段的なお買得品、デザイン、名器、個人的に好きな機器などがチェック基準である。 調査日2004.3.7中野フジヤエービック中古入荷 調査日2004.3.7ダイナミックオーディオ原宿店中古入荷 調査日2004.3.5オーディオユニオン新宿店中古入荷 調査日2004.3.5ハイファイ堂中古入荷 調査日2004.3.5アバック秋葉原店中古入荷 調査日2004.3.2オーディオユニオンお茶の水店中古入荷 調査日2004.3.5清進商会中古入荷 調査日2004.2.25テレオン4号館中古入荷 調査日2004.2.25オーディオユニオン吉祥寺店中古入荷 調査日2004.2.24オーディオユニオンお茶の水店中古入荷 調査日2004.2.24オーディオユニオン新宿店中古入荷 調査日2004.2.20オーディオユニオンお茶の水店中古入荷 調査日2004.2.16 清進商会中古入荷 調査日2004.2.16 じゃんぱら中古入荷 調査日2004.2.16アバック秋葉原店中古入荷 調査日2004.2.13オーディオユニオン吉祥寺店中古入荷 |
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2004.3.5
ここ最近の秋葉原 燃えたヤマギワソフト館である。かなり焦げている。4階まで火の手が及んだらしい。これは火事から2日後の状態だ。携帯の30万画素デジカメで撮ったのだが、割に綺麗に写っている。現在は復旧工事中なので、ビル全体が白いビニールで被われている。火事の当日、知人や嫁さんから安否確認の連絡が相次いだ。 さて、最近の秋葉原オーディオ事情について。秋葉原の隣街のお茶の水オーディオユニオンが移転セールを実施中。移転セールは先月からおこなわれており、めぼしい特価品はすでに売れてしまっている。アクセサリー類も先月はすいぶんと入荷したのだが、あっと言う間に無くなってしまった。みじんこも欲しいアクセサリー類がすいぶんあったのだが、懐がさびしかったので、指をくわえて眺めるだけだった。現時点でのお買得はアクロリンクの電源ケーブルP4020||。在庫限りの\2,800/m。通常、P4020||はどこの店も\3,200。電源プラグのレグランド5266も\1,980(通常\2,980)で処分中。MITのShotgunAC1も\38,000で在庫処分していたが、すでに売り切れ。オーディオユニオンお茶の水店では、在庫処分品は結構安くなる。松浦店長は見切りが早い人なのだ。現在の店鋪は仮店舗。元々あった店鋪の改修工事が終わるので、来月に戻るのだ。 コイズミ無線、木村無線ではフォステクスの限定ユニットFE88ES-Rの予約が始まっている。限定1,400ユニット。FE88ES-Rは8.5cmのダブルマグネット強力ユニットで、\12,600/ケ。コイズミ無線では専用リング込みでペア\45,000の値引き予約を実施中。3/20にはコイズミ無線にて試聴会を実施予定。フォステクスの佐藤さんやオーディオライターの炭山アキラさんがお越しになられる。 ダイナミックオーディオ秋葉原トレードセンターでは先月に引き続き決算セールを実施中。3/20くらいまでやるそうだ。かなり格安だから、オーディオアクセサリーマニアは来店すべし!植木店長はやるときゃやるんです。例えばオヤイデSWO-DXは\4,100(他店は\5,500前後)、フルテックFI-25MRは\4,980(他店は\6,000以上)など、かなり投げやりな特価だ。有名ブランドの電源ケーブルもけっこう安い。 |
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